お口の健康135─やっぱり予防歯科(35)─
2008年04月02日 19時22分
今回も我々のターゲットの「バイオフィルム」についてお話しします。
デンタルプラークの形成初期の段階では、細菌は唾液に洗い流されたり、ポケット内の白血球など、免疫系により増殖を抑えられています。しかし、いったん歯に付着すると8時間位の間に、ミュータンス菌等の酸素を必要とする細菌が住み着きます。その後8〜48時間の間に、爆発的に細菌が増えていきます。その間、歯を磨かないでいると、3日〜5日で成熟し、酸素を必要としない細菌が増えてきて、歯周病菌が住み着きやすい環境になります。
歯石は細菌の石灰化により、何層にも作られていきます。細菌のリンやカルシウムの蓄積は2週間程でほぼ完成して、歯石が付着して取れなくなるには1ヶ月以上かかります。プラークと同様な毒性もあり、ポケットを破壊しています。



