お口の健康136—やっぱり予防歯科(36)—
2008年05月01日 11時15分
今回も「バイオフィルム」について話します。
歯肉の上、つまり歯に着いているデンタルプラーク中に最も多いのはミュータンス菌で大きさは1μmで、1mmの長さに、1,000個が並んでいる計算になります。1mgの重さで10億の細菌が存在することになります。特に歯に着く細菌のバイオフィルムは80%位は死んでいますが、密度が高くなっています。歯に着いている細菌は、唾液中のアミノ酸を栄養にし、歯周ポケット内の中の細菌は、歯肉からの滲出液を主に栄養にしています。唾液中には抗菌性物質があり、それらに抵抗できるのが、バイオフィルム中の細菌なのです。最も有名なのはミュータンス菌で、乳歯が萌出直後から検出され、小学校でかなり多く検出されます。親から子への感染で増えるので、親の菌を減らすことで、子のう蝕も減らせることがわかっています。



