免疫介在性溶血性貧血
2008年06月03日 15時54分
自分の赤血球が自分の免疫系によって壊されてしまい、急激に貧血になってしまう病気、これが免疫介在性溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血)です。猫よりも犬で多く、コッカースパニエルなど、起こりやすい犬種が知られていますが、どの品種でも起こりえます。一番分かりやすい症状は、元気・食欲の急な低下です。口の中などの粘膜のピンク色が、白くなったり、黄色くなったり(黄疸)もします。また、尿の色がオレンジ色に近いほど濃くなることもあります。
治療は、免疫抑制療法が第一選択です。重度の貧血は生命の危険につながり、治療をしても残念ながら生存率は50%前後というやっかいな病気です。しかし、しっかりと適切な治療をすることによって、良好にコントロールできる可能性も十分ありますので、疑わしい症状が現れたら早めに受診しましょう。



