乳幼児の免疫力(2)
2008年06月03日 15時59分
新生児・乳児は母親からもらった移行抗体によって感染から保護されています。抗体の量が少ない場合には、B群レンサ球菌、インフルエンザ菌 (Hib)、百日咳などの細菌感染症、また水痘などのウイルス感染症にかかることがあります。
移行抗体の量は月齢と共に減少します。抗体が有効である期間は、麻疹で生後5〜6ヶ月頃、風疹で6ヶ月頃、おたふくかぜで約10ヶ月頃までと言われています。
免疫系には、
- 抗体が主に働く体液性免疫
- 免疫細胞が主役の細胞性免疫があります。
(1)には、移行抗体、予防接種あるいは感染によって児自身が産生した抗体などが含まれます。これらの免疫系が協調して微生物(ウイルス・細菌など)の感染を防いでいます。しかし免疫系の成熟には時間がかかりますので、乳幼児期の感染防御能力はまだ十分とは言えません。



