慢性化するウイルス肝炎について
2008年07月03日 17時37分
慢性化して肝硬変や肝癌を起こすのは、B型とC型です。日本ではC型が大部分で、輸血や血液製剤などにより感染しました。近年ペグインターフェロンとリバビリン製剤の併用で、飛躍的に治癒率が上昇しています。
B型は、我が国においては成人が感染しても大体は急性肝炎で治癒し、慢性化するのは出産時の母子感染がほとんどの為、C型ほど罹患者は多くありません。ところが国外のB型ウイルスは大人になってから感染してもC型のように慢性化します。B型は性交渉などでも高率に感染するので、今後日本でも成人発症の慢性B型肝炎が増加するかもしれません。
B型はインターフェロンの他に核酸アナログ製剤が開発され、治癒率が向上しています。B型もC型も、今年度からインターフェロン療法に対する国の助成が始まりました。心配な方はご相談ください。



