お口の健康138─やっぱり予防歯科(38)─
2008年07月03日 17時53分
今回はバイオフィルム「歯周病編」です。「歯周病」も酸素を必要としないたくさんの細菌の集まり(バイオフィルム)が原因です。若い人にも見られる軽い歯肉炎から、骨が溶け歯がグラグラになる重度の歯周病まで、多くの人が罹っています。尚且つ、生活習慣、免疫力も関係する面倒な病気です。歯周病の原因菌はムシ歯の原因菌と同様に、歯に付着する強力な仕組みを持っているものが多く、付着能力の弱いものは強いものにへばりつき様々に結びついてバイオフィルムを作っています。ポケット内の白血球は、かなり強力に働きます。しかし、それに抵抗力のある細菌の中には、重篤な歯周病を起こす多くの細菌が含まれており、さらに、構造的に頑丈な細菌、細菌の持っている酵素が組織や免疫物質を分解するもの、歯槽骨を溶かしてしまうもの等、強力な細菌が多くいます。



