多摩のお医者さん

このページの場所:

  1. ホーム
  2. 多摩のお医者さん
  3. 医師一覧
  4. 井上智雄

このページの目次

Page 3 of 3(25 件中 21〜25 件)

井上智雄

原発性胆汁性肝硬変1

井上内科クリニック 院長 井上智雄

原因となるような薬の服用歴や飲酒歴もなく、肝臓や胆嚢・胆管の手術歴もないのに、市検診や人間ドックの血液検査でALPやγ‐GTPといった胆道系酵素を中心とする肝機能検査異常が認められることがあります。再検査でもALPやγ‐GTPが高く、腹部超音波検査で肝臓に腫瘍等の占拠性病変や胆嚢・胆管系に異常もみられず、特に女性の場合には、原発性胆汁性肝硬変(PBC)という病気の可能性があります。肝硬変の研究からこの病気が見出されたために付いた名前で、全く自覚症状も無いのに、突然、肝硬変と言われて驚かれる方が殆どです。特殊な病気ですが、時々診療する機会のある病気です。詳しくは次回で。

皮膚科医より一言

足白癬(水虫)で受診される方が増えてきました。皮膚の白癬症はぬり薬で、爪の白癬症(爪水虫)は飲み薬で治療します。

更新日時:2008年05月01日 11時21分

このページの先頭へ▲

井上智雄

慢性肝炎13 B型肝硬変の治療

井上内科クリニック 院長 井上智雄

抗ウイルス剤の核酸アナログはB型肝硬変に対しても有効で、HBV-DNA量の低下、肝炎の沈静化、肝不全や肝癌の発癌抑制などの効果が期待できます。B型慢性肝炎では35歳以上で肝炎が持続しHBV-DNA量が高く (10の5乗copy/ml以上)、肝臓の線維化がある程度進行している場合に核酸アナログ療法が行われますが、若年者やHBV-DNA量がやや低くても肝生検検査で肝組織の炎症と線維化が進展している場合にも核酸アナログ療法が行われます。肝硬変でも肝不全や肝癌の発癌抑制に有効ですので肝炎が持続している場合にはHBV-DNA量がやや低くても(10の4乗copy/ml以上)核酸アナログ療法が行われます。

皮膚科医より一言

春は体調が不安定なためか、蕁麻疹で受診される方が多い季節です。抗アレルギー薬の内服が良く効きます。

更新日時:2008年04月02日 19時46分

このページの先頭へ▲

井上智雄

慢性肝炎12 C型肝硬変の治療

井上内科クリニック 院長 井上智雄

C型慢性肝炎は肝臓の線維化が進むと肝癌を発癌する危険性が高くなり、肝硬変に至ると年間7〜8%もの発癌率になります。C型肝硬変でも、肝炎ウイルスを排除できれば肝癌の発癌を抑制できることがわかり、平成18年4月より、C型肝硬変に対してのインターフェロン療法が保険適用となりました。遺伝子型1群で高ウイルス量(HCVーRNA高値)の難治群以外で、黄疸や腹水等のない肝予備力の保たれている肝硬変が治療対象となり、インターフェロンーβ製剤を点滴で6週目迄は連日投与し、その後は週3回投与します。遺伝子型によらず低ウイルス量では、9ヶ月間の治療で4割の方でウイルス排除が期待できます。

皮膚科医より一言

春から夏に向かい、様々な皮膚疾患がみられます。いずれも初期治療が大切ですので、早めの受診を心掛けて下さい。

更新日時:2008年03月05日 18時12分

このページの先頭へ▲

井上智雄

慢性肝炎11 B型肝炎の治療(3)

井上内科クリニック 院長 井上智雄

35歳を過ぎても肝炎が持続するか、一度沈静化した後に再燃した肝炎で、肝臓の線維化が進み肝硬変への進行が危惧される場合に核酸アナログ療法があります。

核酸アナログは内服薬で、B型肝炎ウイルスの増殖を強力に阻害し肝炎を沈静化します。HBe抗原陽性の場合には、治療を続けるとHBe抗原が消えてHBe抗体陽性となり、自然経過と同様にウイルスの増殖力が低下し治療を中止できる場合もあります。しかし、多くの場合は肝炎を抑えるため治療を続けますが、核酸アナログに耐性の変異ウイルスが出現することが難点でした。‘06年9月より変異ウイルスが出現しにくい核酸アナログが保険適用となりました。

皮膚科医より一言

花粉アレルギーは湿疹・蕁麻疹の原因になります。花粉症の時期に皮膚のかゆみも出る方は、アレルギー検査をお勧めします。

更新日時:2008年02月11日 15時24分

このページの先頭へ▲

井上智雄

慢性肝炎10 B型肝炎の治療(2)

井上内科クリニック 院長 井上智雄

B型肝炎ウイルスキャリアの多くは、25歳頃迄に一過性の肝炎を発症し軽快するか、肝炎が持続しても35歳頃までには沈静化します。この過程でHBe抗原が消えてHBe抗体が出現し (セロコンバージョン)、B型肝炎ウイルスの増殖は低下します。35歳を過ぎてもHBe抗原が消えずに肝炎が持続する場合や、セロコンバージョン後に沈静化していた肝炎が再燃した場合に、核酸誘導体(核酸アナログ)による抗ウイルス療法があります。

若年者でも肝臓の線維化が進行している場合には、核酸アナログによる治療が行われる場合がありま
す。平成12年に最初の核酸アナログが保険適用となって7年足らずですが、問題点や平成18年に保険適用となった新薬については次回お話しします。

皮膚科医より一言

爪白癬症(爪水虫)の治療薬にもジェネリック薬があります。

更新日時:2008年01月11日 13時59分

このページの先頭へ▲

Page 3 of 3(25 件中 21〜25 件)

店名/社名 井上内科クリニック
住所 多摩市鶴牧2-24-12[地図
TEL 042-372-3660
(ここに地図が表示されます)

このページの先頭へ▲