慢性肝炎10 B型肝炎の治療(2)
2008年01月11日 13時59分
B型肝炎ウイルスキャリアの多くは、25歳頃迄に一過性の肝炎を発症し軽快するか、肝炎が持続しても35歳頃までには沈静化します。この過程でHBe抗原が消えてHBe抗体が出現し (セロコンバージョン)、B型肝炎ウイルスの増殖は低下します。35歳を過ぎてもHBe抗原が消えずに肝炎が持続する場合や、セロコンバージョン後に沈静化していた肝炎が再燃した場合に、核酸誘導体(核酸アナログ)による抗ウイルス療法があります。
若年者でも肝臓の線維化が進行している場合には、核酸アナログによる治療が行われる場合がありま
す。平成12年に最初の核酸アナログが保険適用となって7年足らずですが、問題点や平成18年に保険適用となった新薬については次回お話しします。
皮膚科医より一言
爪白癬症(爪水虫)の治療薬にもジェネリック薬があります。



