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小川愛一郎

インフルエンザの予防

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

昨年の12月に、鳥インフルエンザが香港で検出され、インドネシアでは死者が出たというニュースが流れました。人から人への感染は無いようですが大流行が心配されているだけに気になります。

一般的にインフルエンザは感染力が強く、発病者の気道からウイルスを含んだ粘液が咳と共に約1m飛散して他人に吸い込まれたり顔や衣服に付着し、衣服の上で約8時間、硬い物の表面では1〜2日間生きています。

  1. 外出先で人や物に手を触れたら手を洗い
  2. 帰宅したらすぐに着替え、脱いだ服は8時間以上触らず
  3. 人混みを避け、外出時はマスクを着用し
  4. 室内の加湿 (50〜60%)、換気

をしましょう。発病したら自宅、自室内で療養し、他人と接触しないよう特に気をつけて下さい。現行のワクチンは鳥インフルエンザによる死亡率を下げる効果はある、という報告もあります。

更新日時:2009年01月02日 03時11分

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インフルエンザ耐性株

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

11月以降インフルエンザ感染の報告数が増加しており、全国的には山梨県、大阪府、徳島県、兵庫県の順に多く、A型とB型がほぼ同じ割合で検出されています。

A型はソ連型(AH1N1)と香港型(AH3N2)があります。2007年11月頃からソ連型に薬剤(オセルタミビル…商品名タミフル)耐性が認められ、現在ノルウェーが67%、EU全体で20%以上、アフリカ地域の一部の国で100%、地域全体で88%、世界全体では39%の出現頻度です。日本はインフルエンザ抗生剤の一大消費国ですが、全国平均では2.6%。しかし、鳥取県で32.4%(理由は不明)という頻度を認め、全国的な拡大が心配されます。これまでのところ国内の耐性株と今季のワクチンは良くマッチしています。ただ臨床現場では耐性株の識別は出来ませんので、なるべくワクチンを接種しましょう。

更新日時:2008年12月04日 15時18分

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呼吸器感染症

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

最近、発熱や咳等を訴える患者さんが多く、調べてみると、咽頭結膜熱 (プール熱)、溶血性連鎖球菌感染症、マイコプラズマ肺炎、百日咳、RSウイルス感染症等が例年より多く報告されています。マイコプラズマ肺炎は通年見られますが、かつては4年周期で、オリンピックの年に流行していたことと関係があるのかもしれません。溶血性連鎖球菌感染症は春頃と冬季が流行のピークで、これから十分な注意が必要です。RSウイルス感染症は本来冬に流行しますが今年は8月頃から増加しており、報告の95%は4歳以下で高率に細気管支炎や肺炎を起こし、1歳以下では中耳炎をよく合併します。再感染することも多いですが、年齢が上がる毎に軽症化し、成人では多くの場合一般的な感冒症状ですみます。これからのシーズンはよくうがい、手洗いをするようにして下さい。

更新日時:2008年11月05日 11時59分

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インフルエンザワクチン

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

今月から、当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始します。

1歳未満児への接種は、米国では生後6ヶ月からを提唱していますが、日本では呼吸器や循環器等の基礎疾患があったり、集団生活に入っている場合に考慮されることが多く、概ね生後8~9ヶ月からが推奨されます。

1歳以上になると少なくとも20~30%の有効率があります。妊婦・授乳婦では妊娠初期でなければ接種可能で、妊娠12~14週以降であれば授乳中の方を含めまず問題ありません。乳児の感染防御という点では、ご家族の積極的な接種が有効と考えられます。成人では、特に慢性疾患をお持ちの方や重症化率の多い65歳以上の方は接種をお勧めいたします。

インターネット でもインフルエンザワクチン接種受付をしていますので、ご利用ください。

更新日時:2008年10月02日 15時34分

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メタボ対策(3)

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

肥満を防ぐにはどうしたら良いでしょう? 肥満の二大要因は過食と運動不足ですが、最近10年間の日本人の平均エネルギーの摂取量はほぼ横ばいなのに肥満は増加しているので、運動不足の影響はかなり大きいといえるでしょう。しかし運動だけで体脂肪を減らすのはかなり難しく、例えば腹囲を1cm減らすには体脂肪を1kg(=7,000kcal分)落とす必要があり、ウォーキング(約200kcal/時間)を35時間続ける必要があります。運動が勧められるのは、その結果筋肉が発達し効率よく基礎代謝量を増やすことが出来るからです。基礎代謝とは人が生きていく必要最低限のエネルギーで、1日の総エネルギー量の70%を占め、筋肉は基礎代謝の40%のエネルギーを消費します。有酸素運動によるエネルギー消費と筋肉による基礎代謝の増加によって肥満を防ぐことが出来るのです。

更新日時:2008年09月03日 15時13分

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熱中症

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

今回は臨時に熱中症の話をします。熱中症は暑い環境で発生する障害の総称で、

  1. 熱失神:皮膚血管の拡張による血圧や脳血流の低下(眩暈、失神)
  2. 熱疲労:脱水による倦怠感、脱力感、頭痛、嘔気
  3. 熱痙攣:発汗した時水しか補給しないと血液中の塩分が薄まり手足や腹部の筋肉が痙攣する
  4. 熱射病:体温上昇による中枢神経障害で意識が混濁し、全身の内蔵障害も起こる危険な状態

の4型があります。

発生には気温 (特に急に暑くなった時)、湿度 (高いほど危険)、直射日光、風速、運動強度が関係し、体が暑さに慣れていない時が危険なので慣れるまで運動は控えめに、汗をかいた時は食塩水の摂取が有効ですが、イオン飲料等は塩分がやや薄いので500裨に塩1裼を加えるか、自家製なら水1褄に対して塩3~4裼に角砂糖2~3個とレモン果汁で味を調えると良いです。

更新日時:2008年07月31日 13時45分

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メタボ対策(2)

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

肥満とは一定以上に脂肪が蓄積された状態を言います。現在は BMI という指標が使われ、体重(kg)÷身長(m)の2乗が25を超えると「肥満」とされています (正常:18.5以上25未満)。一方ウエスト径は内臓脂肪の蓄積状態をみています。仮に BMI 25 以上でウエスト径が大きいと健康を害する肥満 (肥満症) の可能性があり、生活習慣病のチェックが必要です。同じ肥満でも女性に多い皮下脂肪蓄積型は、生活習慣病との関わりは少ないと言われていますが、運動せずに過度のダイエットだけで体重を減らすと筋肉量も減ってしまうため、BMI が正常でも、内臓脂肪蓄積型の肥満に陥っていることが多く、リバウンドするとさらに脂肪だけがついてしまい、やはり生活習慣病を発症する可能性があります。まずは、自分の体が内臓脂肪蓄積型かどうかウエスト径で確認してみましょう。

更新日時:2008年07月02日 14時39分

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メタボ対策(1)

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

ご存知の方も多いと思いますが、今春から従来の八王子市基本健診に替わり、メタボリック症候群(メタボ)対策に重点をおいた特定健診が始まりました。ウエスト径によって内臓脂肪の蓄積を類推し、男性85cm以上、女性90cm以上の場合に脂質異常、高血圧、空腹時高血糖、喫煙歴からメタボとその予備軍を判定して動脈硬化にならないよう支援していく、というものです。具体的な数値については専門家の間で異論はありますが、自分の体の状態を知る意味でも一度検査してみてはいかがでしょうか。

また、小児のメタボにも注目が集まっており、厚生労働省による6歳〜15歳児の診断基準ではウエスト径が中学生80cm以上、小学生75cm以上、またはウエスト径(cm)÷身長(cm)=0.5以上の場合は脂質、血圧、空腹時血糖を測定して判定する、となっています。

更新日時:2008年06月03日 15時42分

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百日咳

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

百日咳は百日咳菌による呼吸器感染症で、気道分泌物の接触や飛沫によって感染します。感染力が強く、特に生後6ヶ月以下の乳児期に感染すると致死率が高いことから予防接種が普及し、今では患者数は着実に減少しています。ところがワクチンによる免疫効果は5〜10年程度なので近年成人の感染例が増加しており、2007年は大学や消防署等での集団感染も報告され、問題になりつつあります。成人百日咳は長期間咳が続くものの典型的な痙攣性の咳(痙咳)ではなく、比較的軽症で経過するため見過ごされやすいのですが、咳が始まってから約三週間は菌が排出されるのでワクチン未接種の新生児・乳児への感染源となり、注意が必要です。2週間以上続く咳嗽や痙咳があれば疑いがあり、治療は抗生剤が有効で投与後5日で排菌しなくなりますが、2週間の内服治療を要します。

更新日時:2008年05月01日 11時04分

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乳幼児の予防接種

おがわクリニック 院長 小川愛一郎

入学、入園の季節となりました。この時期 (4〜6月) は、はしか (麻疹) が流行しますので、早めの予防接種をお願いいたします。生後6ヶ月以上1歳未満で保育園に行く乳幼児も、有料ですがなるべく接種しましょう。この場合、体内にわずかに残っているお母さんの免疫のため効果は長く続きませんので、1歳、6歳の勧奨接種は必ず受けてください。

さて、今夏頃からようやく細菌性髄膜炎を予防するワクチン(Hibワクチン)が導入されます。国内で年間500〜600人の乳幼児が罹患し、約5%が死亡、約25%がてんかんや聴力障害等の後遺症に悩む事から、以前から導入が切望されていました。接種法は、3種混合ワクチンの接種日に同時接種(計4回)しますが、当面任意接種のため、かなり費用がかかる見込みです (報道では3万円/4回前後)。

更新日時:2008年04月02日 19時28分

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店名/社名 おがわクリニック
住所 八王子市堀之内3-35-13堀之内メディカルプラザ2F[地図
TEL 042-670-3391
(ここに地図が表示されます)

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