お口の健康133 やっぱり予防歯科(33)
2008年02月11日 15時33分
今回も「細菌、特にバイオフィルム」についてお話ししていきましょう。
お口の中の細菌たちは、「バイオフィルム」というヌルヌルした微生物の集団を作っています。最初は糖タンパクが1μm程度の薄い膜を作り、歯を守る働きをしています。しかし同時に細菌を誘導してしまう欠点もあります。
そして、細菌はカルシウムなどの唾液中にプラスイオンが入って来ると、それが橋渡しして歯に付着するようになります。また歯周病やムシ歯を作る細菌には、付着するための様々な構造を持つものが多数います。糖を認識して歯面に付着するものもあります。付着性を持った細菌は水を弾く性質もあり、粘着性多糖を形成して歯に付着する細菌もいます。
プラークは2種類以上の細菌が結合することが殆どで、結びついてそれぞれに病原性を発揮するから面倒になります。



