マイタウンホームドクター

プライマリ・ケアについて㉝

あいクリニック中沢
院長 亀谷 学

顔写真

   プライマリ・ケアでは、患者さんのライフサイクルに沿って診療します。生後6ヶ月から2歳頃迄には、母親から受けた免疫力が低下し、咽頭炎や急性胃腸炎などのウイルス感染症に繰り返しかかりやすくなります。保育園など集団生活での感染が多く、ほとんどが抗菌薬なしで治ります。便秘や、便に血がまじる、乾燥肌・アトピー性皮膚炎・伝染性膿痂疹(トビヒ)などもみられます。まれですが、高熱や「いつもと様子が違う」ときは細菌性髄膜炎、嘔吐・血便・腹痛があり、「顔色が悪い」ときなどは腸重積、熱が続き眼の充血や唇・皮膚に異常があれば川崎病を疑い、緊急対応します。お座り、つかまり立ち、つたい歩きから独歩、意味のある単語を話せば発育は良好。行動範囲が広くなるため事故やタバコの誤飲に注意。受動喫煙も有害です。総合医が診療し、専門医と連携して治療します。