マイタウンホームドクター

唾液の働き

永山センター歯科
院長 長井哲弥

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 唾液には、大きく8つの働きがあります。消化促進、飲み込みを良くする、味の認識、発音、口の中のお掃除、虫歯を防ぐ、細菌の増殖を抑える、粘膜を保護する。これらの働きを十分に生かすには、よく噛むことです。よく噛むことで、唾液腺が刺激され分泌が促進されます。では、唾液は1日どれくらい分泌されていると思いますか? 答えは1日1~1.5ℓ! 一般に若い人ほど多く、年を重ねるごとに減少します。また、ストレスや糖尿病などで減ることもあります。分泌の減少は、さまざまな病気の先駆けとして見られるので、過度なドライマウスは要注意です。唾液量が減ると嫌気性細菌という臭いガスを排出する菌が増殖し、口臭の大きな原因にもなります。唾液は体の状態を知るバロメーターです。噛むこと以外に唾液腺をマッサージすることでも促進され、噛み合わせも重要な影響があります。