マイタウンホームドクター

身近な食中毒

武島内科クリニック
院長 武島英人

顔写真

 8月、暑い日々が続きます。夏は食べ物が腐りやすく食中毒への注意が必要です。有名な食中毒に腸炎ビブリオ菌があります。汚染された生魚を食して12時間以上経過すると下痢、腹痛を発症します。先日、新聞に出ていた中毒は現代を反映する興味あるものでした。それは甘いコーヒーや果汁飲料水の入ったペットボトルに直接口を付け何時間も常温で放置した場合の細菌の数を調べたものです。仕事場では冷蔵庫に保存が中々できないため、口を付けた飲みかけのまま放置していることはありがちです。口腔内は雑菌が多く存在するため(100万~1,000万/ml)、常温で9時間以上放置すると繁殖します。一方、無糖のお茶、ミネラルウオータ-は影響が少ないようです。夏はペットボトル飲料水に口を付けたらすぐ飲みきるようにしましょう。食中毒の三原則は、菌をつけない・ふやさない・殺菌、です。