マイタウンホームドクター

不妊治療と年齢

こまちレディースクリニック
院長 早川 繁

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   晩婚化が進み、妊娠を希望する年齢も上がってきています。しかし、年齢を重ねるごとに卵の質は低下し、妊娠しづらくなります。35歳頃から妊娠率の低下が明らかになり、40歳を過ぎると妊娠率の低下が急速に進みます。一方で、流産率は年齢とともに上昇し、43歳では妊娠しても50%が流産してしまいます。不妊治療には、タイミング療法、人工授精、体外受精という治療法のステップがありますが、年齢も考慮しつつ、適切な検査を行ない、どの治療法から開始したらよいか速やかに判断する必要があります。なぜならば、不妊治療は時間との闘い(加齢に伴う卵の質の低下との闘い)でもあるからです。赤ちゃんを希望して1年間妊娠しない場合、不妊症と定義され、何らかの原因が存在することも考えられますので、早めに専門クリニックや病院を受診されることをお勧めします。