マイタウンホームドクター

星野伸二

健診・検診について

ふれあい町田ホスピタル 総合診療科 星野伸二

   健診は、総合的な健康診断(例えば定期健診)、検診は特定の病気の有無を検査・診察することです。国民健康保険加入者の成人健康診査は、日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防が目的です。生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積に起因する脂質異常症・高血圧症・糖尿病などで、自覚症状がなく進行します。…

大下内 理紗

乳がん検診を受診しましょう

ふれあい町田ホスピタル  大下内 理紗

乳がんは女性では最も多いがんです。今や日本人女性の11人に1人が乳がんに罹患する時代となり、罹患率は年々増加しています。しかし、その検診受診率は欧米の半分以下となっています。当院は町田市の乳がん検診を受託しています。対象者は町田市内に住民票のある40歳以上の方で、年度内に偶数年齢になる女性です。対象者には…

星野伸二

大人の長引く咳について

ふれあい町田ホスピタル 総合診療科 星野伸二

大人の長引く咳の原因疾患として、喘息・咳喘息・アトピー咳漱・慢性閉塞性肺疾患・副鼻腔気管支症候群・逆流性食道炎(胃食道逆流症)・感染後咳漱(百日咳・マイコプラズマ肺炎)があります。他に肺癌や肺結核の初期症状である可能性、肺炎や心疾患(心不全)などの重篤な疾患を念頭に置きます。百日咳とマイコプラズマ肺…

星野伸二

高齢者のサルコペニアとフレイル

ふれあい町田ホスピタル 総合診療科 星野伸二

我が国では、75歳以上の後期高齢者人口の割合が1/8以上で、高齢者特有の筋力低下(サルコペニア)と虚弱(フレイル)を抱えた人が増加しています。ともに加齢に伴う機能低下を意味し、要介護に至る原因になります。両者とも歩行速度低下及び筋力低下が重複し、フレイルの要因としてサルコペニアは捉えられます。また、病態に…

西川 雄司

「春先にかかりやすい疾患」について

ふれあい町田ホスピタル 脊椎・脊髄センター長 西川 雄司

今は1年で一番病気や事故の多い季節です。2~3月にかけて心筋梗塞などの心疾患による志望者数は、暑い時期に比べ2倍近くに増加します。2月はインフルエンザ・心筋梗塞発作・脳卒中・乾燥性皮膚炎が多く、花粉症も始まります。本州で大多数を占めるスギ花粉は温度と蓄積の日照時間が飛散に関係し、先月中旬あたりから飛散量が…

西川 雄司

「高齢者の低体温症」について

ふれあい町田ホスピタル 脊椎・脊髄センター長 西川 雄司

高齢者の4割が低体温といわれます。低体温症とは深部(直腸、膀胱、食道など)体温が35℃以下に低下した状態で、精神・神経系、呼吸・循環器系にいずれも抑制的に働きます。ほとんどが、事故や不慮の事態にある「偶発性」低体温症です。原因は寒冷環境・熱喪失状態・熱産生低下・体温調節低下などで、これらが単独あるいは複…

西川 雄司

腰部脊柱管狭窄症とは

ふれあい町田ホスピタル 脊椎・脊髄センター長 西川 雄司

脊椎(背骨)には3つの役割があります。ます体を支える柱、次に神経の通り道となる「トンネル」、最後には脊椎(頸椎7本、胸椎12本、腰椎5本)のそれぞれが連結し、体幹の動きを担う役割を持っています。 体や骨は年齢と共に老化していくため、60歳前後になると骨や椎間板、靭帯が厚くなってしまい、トンネルの役割を果たし…

市川 亮

認知症予防健診

ふれあい町田ホスピタル  市川 亮

2025年には5人に1人が認知症、または軽度認知症となる統計が出ており、特に多摩地区では認知症高齢者率が高く、全国平均値を上回っています。自分自身とご家族の将来のためにも、認知症予防健診を受けてみませんか? 早期診断と早期治療により治る認知症もあり、進行を遅らせる薬もあります。当院では認知症対策として最新の…

星野伸二

この時期発症しやすい疾患

ふれあい町田ホスピタル 総合診療科 星野伸二

秋近しといえ、まだ暑さが続くこの時期、青・壮年期や高齢期の方が発症しやすい疾患の多くは、脱水による血液循環の悪化およびストレスや疲労の蓄積により起こります。特に注意を要する重大な疾患は、熱中症以外に脳梗塞と心筋梗塞です。他に泌尿器結石、めまい、パニック障害、最近では20~30歳代の発症が年々増加している…

瀬戸口雅彦

胸痛、息切れについて

ふれあい町田ホスピタル 医師 瀬戸口雅彦

以前は簡単にできたはずの階段の上り下りや早歩きで、胸に違和感を感じたり、息が切れやすくなることはありませんか? もしかすると狭心症の症状かもしれません。喫煙習慣や脂質異常症、糖尿病などの持病があれば、その症状が狭心症である可能性が高くなります。症状が進行するとより軽度の労作で息切れや胸部違和感が出るよ…