マイタウンホームドクター

児玉 武

成人用肺炎球菌ワクチンについて

聖ヶ丘病院 薬剤科長 児玉 武

肺炎予防のためにワクチン接種があります。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などを予防して、重症化を防ぎます。ただし、すべての肺炎を防ぐことはできません。 次に該当する方は、成人用肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。65歳以上の方、養護老人ホームや長期療養型施設などに居住されている方、慢性の持病…

石野 泰弘

高濃度乳腺(デンスブレスト)

聖ヶ丘病院 診療協力部長 石野 泰弘

乳癌の早期発見に欠かせないマンモグラフィ検診ですが、今、高濃度乳腺(デンスブレスト)による「マンモでは見つからない・見つけにくい乳癌」が問題になっています。マンモグラフィの写真では乳腺は白く、脂肪は黒く写りますが、高濃度乳腺の人は乳腺が多いため、写真は全体的に白が多くなります。癌も通常は白く写るため…

鈴木メリアン

進化

聖ヶ丘病院 病棟看護師長 鈴木メリアン

我が家の8歳になる犬は家では排泄をしません。雨・雪・嵐でも必ず1日2回、排泄のために外へ連れ出していました。2ヶ月前、大型犬の子犬を迎え排泄のトレーニングを繰り返す日々、何と先住犬まで室内トイレでできるようになったのです。「僕もできるよ!」「ほら!こうでしょ?」とでも言っているかのように飼い主の方をジー…

今泉知子

ホスピスケア

聖ヶ丘病院  今泉知子

がんは痛みなどの苦痛を伴いやすく、それにより気持ちも辛くなり、日常生活が妨げられることが多い病気です。「ホスピスケア」は体の苦痛や気持ちの辛さを和らげ、出来る限り自分らしく生きるためのものであり、最近では「緩和ケア」や「ホスピス緩和ケア」という言葉が用いられています。現在ホスピス病棟に入院される方は…

今泉知子

ステージ4(IV)のがんについて

聖ヶ丘病院  今泉知子

   がんには病期があり、ステージ1から4までに分けられます。一般的にステージ4は末期と捉えられており、余命いくばくもないというイメージが先行しています。しかし本当にそうなのでしょうか。当院でも多くのステージ4の患者さんが、通院や入院で治療を受けています。しかしそうした方達の中には、人生を楽しんで…

今泉知子

異常気象に負けない健康な体を!

聖ヶ丘病院  今泉知子

今年は地震や台風など自然災害の脅威を感じる年となっています。気候の影響は、思っている以上に体に影響を与えているかもしれません。このような異常気象や温度変化の激しい年を元気に過ごすには、日頃からの健康管理ができているかどうかがカギ。具体的には、元気な方は健診をお受けいただくこと、持病のある方はマメに担…

小松 直人

特定健診で生涯健康な生活を!

聖ヶ丘病院 センター長 小松 直人

   特定健診(特定健康診査)は、メタボリックシンドロームに着目した健診で、40~74歳となる医療保険の加入者(毎年度4月1日現在での加入者)が対象です。高齢化の進展で、疾病全体に占める虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣病の割合が増加傾向です。また、死亡原因でも生活習慣病が約6割を占めて…

児玉 武

インフルエンザワクチンについて

聖ヶ丘病院 薬剤科長 児玉 武

ワクチン用のウイルス株は、その年の流行株予測、WHOが推奨するワクチン株、海外の諸情報などを国立感染症研究所が総合的に検討し、最終的に厚生労働省が決定します。平成28年度はB型株は昨年度と同一株が選定され、A型が1株変更となりました。また近年B型インフルエンザは、抗原性の異なる2系統(山形系統とビクトリア系統…

石野 泰弘

乳腺症と超音波検査

聖ヶ丘病院 診療協力部長 石野 泰弘

乳房に痛みを感じると乳癌を疑いがちですが、乳癌の主な症状は痛みではなくしこりです。乳房の痛みの原因として最も多いのは、「乳腺症」で、乳腺内の一部の組織が女性ホルモンの影響で血流が増えてパンパンに張り、硬い・痛いという症状が現れます。この症状は月経前に強く、月経が始まると弱まります。症状は両方であった…

平井美津代

看護♡人と人がつながる中で思うこと

聖ヶ丘病院 看護部長 平井美津代

ナースとして様々な患者さんに出逢う中で、沢山の学びや感動をいただいております。「何も言わず、ベッドサイドで息子の足をさすり続ける老いた母」「お前と居られて幸せだと、ベッドの上の妻を抱きしめた夫」「イベントで決して上手くはないスタッフの合奏にいっぱい涙してくれる患者さん」…多くのかけがえのない場…