マイタウンホームドクター

田中計至

オールインワンで寄生虫予防

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

外が暖かくなり始めるこの時季、ノミやマダニの動きが活発になり、またフィラリアを媒介する蚊も活動し始めます。これまでノミ・マダニの駆除とフィラリアの予防には、それぞれ別々の薬を投薬しなければなりませんでした。新しく発売された薬では、これらの予防を1つの薬で行えるようになりました。これにより、薬の飲み忘れ…

田中計至

犬の子宮蓄膿症について

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

発情期の後で外陰部が腫れ,おりものが長い間出ている、またそれに伴って飲む水の量が多く、おしっこの量が多い、元気・食欲が低下してきたといった症状が認められる時は、子宮蓄膿症が疑われます。子宮蓄膿症は高齢の雌犬で多く発症し、前述の症状に気づくまで時間を要するので、症状が進行した状態で来院するケースが多く…

田中計至

猫の上部気道感染症

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

猫の上部気道感染症は、ウイルス、細菌、クラミジアなどの病原体によって、ヒトの風邪のように鼻水やくしゃみといった症状を引き起こします。病原体として代表的なものに、猫ヘルペスウイルスと猫カリシウイルスがあり、これらは容易に感染し、かつ症状が消えても猫がウイルスを保有し排泄し続け、猫の健康管理においては非…

田中計至

眼が白っぽくなってきたら…?

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

今回は眼のお話です。お年寄りのわんちゃんの眼が白くなってきた⇒白内障だと思いがちですが、かならずしもそうとは限りません。加齢による変化でもう一つ、「核硬化症」というものがあります。これは白内障と違い、基本的に視力に影響がありませんので、治療の必要はありません。 一方、白内障は原因や進行度合いも様々…

田中計至

てんかん

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

てんかんは大脳から強い電気信号が出されるために、発作症状を繰り返す病気です。主な症状には、体がピーンとつっぱり痙攣する強直発作と、体をがくがくと痙攣させる間代発作があります。発作時は多くは意識がなく、1~2分続いた後に普通に戻ります。しかし発作が持続したり、短時間に繰り返す場合には、重い後遺症を残した…

山口 聡子

老犬のケア

多摩クラーク動物病院 医師 山口 聡子

老犬といっても状態は様々で、各段階によって必要なケアは異なりますが、今回は「自力で歩く」ことについてお話しします。 歩けなくなるーいわば寝たきりの状態になると内臓機能も低下してくるので、できるだけ自力で歩く期間を長くすることが重要です。そのためには、まずはやはり運動です。活動性が落ちてくるので散歩を控…

田中計至

マダニ症

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

マダニは気温が高い夏から秋にかけて活動が活発になり、河原や林、公園などの茂みで動物が来るのを待ち構えています。 マダニは大型のダニで、吸血時には豆粒大にまで大きくなるため、肉眼でも確認できます。動物の皮膚に付着し、吸血しているものはイボのように見えることもあります。大量に寄生して吸血すると、貧血を起こ…

山口 聡子

ワンちゃんのリハビリテーション

多摩クラーク動物病院 医師 山口 聡子

かつては、やや軽視され気味だったリハビリテーション(以下、リハビリ)ですが、近年、整形外科系(骨や関節の問題)や神経系の多くの疾患において、その重要性が認識されています。それは、痛みや炎症の軽減・身体的機能の早期回復・QOL(生活の質)の向上に有効であることがわかってきたからです。 リハビリは運動療法がメイン…

田中計至

甲状腺機能低下症

多摩クラーク動物病院 獣医師 田中計至

大型犬に多く発生し、猫ではほとんど見られない病気です。代謝や生命の維持に必要な甲状腺ホルモンが分泌されなくなることにより、様々な症状が現れます。病気はゆっくり進行するため、症状に気づかないことも珍しくありません。何となく元気がなく悲しそうな表情をしている、食事量は変わらないのに体重が増える、皮膚が脂…