マイタウンホームドクター

長井哲弥

怖い口呼吸

永山センター歯科 院長 長井哲弥

 「口呼吸」というと、花粉症や風邪などで鼻がつまり口で呼吸してしまう一時的なものと軽く思われがちです。しかし、エアコンや大気汚染の影響、ストレス等により季節に関係なく、日常的に口呼吸になる方が増えています。口呼吸は、外気がそのまま口の中に入るため感染症にかかりやすく、お口の健康に重大な悪影響を与…

長井哲弥

インプラント治療という選択

永山センター歯科 院長 長井哲弥

歯科インプラントとは、歯のなくなったところに人工の歯根を埋めて第3の歯として機能させる治療法で、生体拒絶反応の少ないチタン製になり急速に普及が進み、今では歯科医院の約36%がインプラント治療を実施しています(2014年厚労省調べ)。とはいえ、世界的には欧米の半分から3分の1以下の割合です(人口比、2015MRG調査…

長井哲弥

唾液の働き

永山センター歯科 院長 長井哲弥

唾液には、大きく8つの働きがあります。消化促進、飲み込みを良くする、味の認識、発音、口の中のお掃除、虫歯を防ぐ、細菌の増殖を抑える、粘膜を保護する。これらの働きを十分に生かすには、よく噛むことです。よく噛むことで、唾液腺が刺激され分泌が促進されます。では、唾液は1日どれくらい分泌されていると思いますか…

長井哲弥

歯科医院が可能にする「健康長寿」~「歯の健康ステーション」計画~

永山センター歯科 院長 長井哲弥

現在、日本人の寿命は男性80.79歳、女性87.05歳(2015年厚生労働省調査)。うち、介護を必要とせずに自立した生活ができる期間“健康寿命”は、男性71歳、女性74歳(2015年厚生労働省・健康日本の概要など)。つまり男性は10年、女性も13年程度は、何らかの介助が必要な状態になってしまうのです。医療技術の進歩…

長井哲弥

その不調、歯並びが原因?~口元の美は心身の健康

永山センター歯科 院長 長井哲弥

理想的な噛み合わせは「口元の美しさと心身の健康」をつくります。噛み合わせは、見た目や上下の歯の当たり方と思われがちですが、それだけではありません。顎は縦だけではなく横にも動き、その当たり方も重要で、「噛んでいるだけ」では「良い噛み合わせ」とはいえません。歯の摩耗、痛み、知覚過敏や顎関節の痛み、開閉時…

長井哲弥

歯科医院が健康長寿のベースステーションに

永山センター歯科 院長 長井哲弥

糖尿病や高血圧など深刻な病気以外に、病院に行くことはあまりありません。ところが、虫歯や歯周病を予防するために、歯科医院に来られる方は大勢いらっしゃいます。虫歯や歯周病の予防は大切なことです。私達は、さらに一歩進めて虫歯や歯周病により引き起こされる歯原性菌血症を予防するための治療も行っています。予防歯…

長井哲弥

お口と全身疾患の関係⑤~危険な口腔内細菌

永山センター歯科 院長 長井哲弥

   お口の中にも数百億以上の細菌が存在し、虫歯や歯周病の原因となり、全身の病気をも引き起こします。人の体内に存在する菌でも、腸内細菌と口腔内細菌は大きな違いがあり、厚い粘膜に守られている腸内は悪玉菌のダメージを直接受けることは少なく、門脈によるブロックや腎臓の解毒も働きます。 しかしながら、…

長井哲弥

お口と全身疾患の関係④~死亡原因と口腔内の関係

永山センター歯科 院長 長井哲弥

歯周病が癌を引き起こすといわれたら驚きますか? 現在の日本での死亡原因は、1位:癌、2位:心疾患、3位:脳疾患(脳卒中・脳梗塞など)、4位:肺炎で、驚くことに1位から4位まで全てに口腔感染症が関与しています。歯周病は、ワクチンや抗生剤が効かないバイオフィルム感染症で、慢性的な炎症です。炎症が起きると炎症性サイト…

長井哲弥

お口と全身疾患の関係③~咀嚼と老化防止

永山センター歯科 院長 長井哲弥

お口のトラブルが将来の要介護、ひいては寿命に繋がります。何故なら、しっかり噛めない人は柔らかく消化しやすい食品が多くなり、摂取カロリーは十分でも栄養素は不足してしまうからです。しっかり噛める方は玄米や雑穀など難消化性炭水化物が多い食事が摂れ、これらは消化吸収が緩やかで、ダイエットにも良いことが知られ…

長井哲弥

お口と全身疾患の関係~歯の数と健幸生活

永山センター歯科 院長 長井哲弥

先日、「歯の少ない高齢者は引きこもり率が2倍」との記事が新聞に掲載されました。65歳以上で歯が19本以下の方は週1回も外出しない率が高く、19本以下でも入れ歯などを使用している方は引きこもりが減少している、との報告でした。起き上がる時に奥歯を噛みしめることからも分かるように、歯があること、噛み合わせが良いこ…