マイタウンホームドクター

鼻からの胃カメラ

最近“楽に受けられる胃カメラ”として経鼻内視鏡が普及してきました。当院では2007年度から導入し、受診者の希望で経鼻か経口かを選択出来、2009年度には上部消化管内視鏡検査1775件中、1369件(77%)が経鼻内視鏡です。両方を経験された方の多くは、再診時には鼻からを希望されます。また、初めて内視鏡を受け…

がん検診は万全か?

がん検診には避けられない欠点として偽陰性、偽陽性の問題があります。 偽陰性とは“がんはあるが発見されないこと”で、どんなに優れた検査でも100%の精度ではなく、がんがある程度の大きさになるまでは発見できません。この欠点を補うには毎年検診を受けることが有効で、これを逐年検診といいます。 偽陽性とは“一次検診…

過敏性腸症候群(IBS)の診断

“腹痛・腹部不快感を伴う便通異常と排便による症状軽減”といった症状が慢性的にある場合、過敏性腸症候群(IBS)は考えられる疾患の第一候補となります。しかし、これだけで IBS と決め付けるのは早計で、大腸癌や炎症性腸疾患などでも同様の症状を呈することがあることを忘れてはなりません。それゆえ器質的病変の可能性…

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛や腹部不快感を伴う下痢や便秘などの便通異常が慢性的に繰り返される疾患です。 腸の運動異常によって、痛みなどを感じやすくなるとともに、腸の動きが過剰になるタイプでは下痢に、動きが緩慢になるタイプでは便秘になります。また、下痢と便秘を交互に繰り返すタイプもあります。 腸の機能(…

大腸がん検診について

大腸がん検診は“がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減少させる”というがん検診の目的に対して、効果が実証されている検診のひとつです。 一次検査として便潜血検査を行い、陽性者に対して大腸内視鏡検査等で精査します。対象者群の年齢などにも左右されますが、一次検査で約5%の人が陽性となり、…

がんは他人事?

現在の日本は豊かな国で、世界的に見ても有数の長寿国です。しかし、高齢化に伴い、がん死亡者数と罹患者はともに増加し続けています。長生きすれば病気に遭遇する機会も増えるということでしょうか。 では日本人が、がんに罹るリスクはどれ程なのでしょうか?統計によれば、 生涯でがんで死亡する確率は、男性27% …