マイタウンホームドクター

腰部脊柱管狭窄症

今回は腰部脊柱管狭窄症の脊柱の変形を伴うケースについて話します。加齢で腰椎の正常な並びが崩れてくる方がいます。腰椎が前方にずれる「腰椎変性すべり症」、腰が後ろカーブ(正常は前カーブ)になる「腰椎変性後弯症」、腰椎が回旋・横すべりする「腰椎変性側弯症」などです。脊柱管が狭く神経の圧迫を伴う場合は、広義…

頚椎症性脊髄症とは(3)

頚椎のトンネルが狭くなり、脊髄が圧迫される「頚椎症性脊髄症」の手術法について話します。 ほとんどの手術は後方からの椎弓形成術になります。これは頚椎の後ろの屋根にあたる椎弓の形を変えてトンネルを広げ、脊髄を除圧します。椎弓の片方を蝶番にして開く方法(片開き式)と、椎弓の両端に溝を作り、真ん中を開いて観音開…

頚椎症性脊髄症とは(2)

頚椎のトンネルが狭く脊髄が圧迫される「頚椎症性脊髄症」の治療についてお話しします。わずかな手足のしびれだけで症状が軽く、MRIで脊髄の圧迫がきつくない方は、薬やリハビリ等の保存療法で症状を和らげます。 しかし、保存療法は、実際の脊髄の圧迫を解消するものではありません。圧迫がきつい場合は、基本的には手術で…

頚椎症性脊髄症とは(1)

今回から頚椎症性脊髄症についてお話しします。前回までお話しした腰部脊柱管狭窄症と同じように、頚椎が原因で神経の圧迫が生じる病気です。頚椎にもトンネルがあり、その中を脊髄が通っています。脊髄は頭の命令を手足に伝えたり、手足の感覚を頭に送るといった役割を果たしています。 しかし、加齢が原因で脊髄がトンネル…

腰部脊柱管狭窄症とは(3)

腰部脊柱管狭窄症の続きです。腰部脊柱管狭窄症は、年齢とともに骨が余分に増えたり、靭帯が厚くなってしまい、神経のトンネルの役割を果たしている脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫し、下肢に痛みやしびれ、または間欠跛行といった症状が出る病気でしたね。 その治療法は、まず保存療法を組み合わせて行います。しかし、…

腰部脊柱管狭窄症とは(2)

前回の続きです。腰部脊柱管狭窄症とは、年齢と共に骨や椎間板、靭帯が厚くなり、神経のトンネルの役割を果たしている脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫して、下肢に痛みやしびれといった症状が出てくる病気でしたね。 下肢の痛みやしびれ、間欠跛行が出てきたら、この病気を疑った方がいいでしょう。ただし、下肢の動脈が…

腰部脊柱管狭窄症とは(1)

脊椎(背骨)の役割をご存知ですか?脊椎には、3つの役割があります。 体を支える柱 神経の通り道となるトンネル状の入れ物 脊椎(頚椎7本、胸椎12本、腰椎5本)のそれぞれが連結し、体幹の動きを担う役割を持っています。 今回、お話しするのが、この脊椎の病気です。「腰部脊柱管狭窄症」といって、中高年の…