マイタウンホームドクター

長峯輝明

漢方コラム(77) 汗かき体質

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

   汗をかくことを「代謝が良いから健康」と思っている方が多いですが、「悪い汗かき体質」もあります。中でも寝汗は「盗汗」といって、良くない症状です。特に40代後半~老年期にかけてひどい寝汗に悩まされる方がいます。これはお互いが影響しあってバランスを取っている陰陽のうち、陰の働きが衰えたもので、熱…

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漢方コラム(76) 思春期の漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

思春期は身体が大きく変化するので、体調を崩してしまう子どもがいます。朝礼で具合が悪くなり倒れてしまう、朝起きられない、頭痛がする等、思春期特有の相談がよくあります。病院では「起立性調節障害」や「低血圧症」と診断されることが多いようです。低血圧の症状がある場合、血圧を上げる薬が処方されることもあります…

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漢方コラム(75) めまいの漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

   春の訪れは気分が良いものですが、意外に病気の相談が増える時期でもあります。めまいの相談は1年のうちで一番多い季節かもしれません。東洋医学で考えるめまいは、血が足りない、気が足りない、水が溜まっている、気が上っているなどの体質の種類があります。特に水が溜まっている、気が上っているめまいは症…

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漢方コラム(74) 薬草で花粉対策

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

そろそろ花粉シーズンですね。薬を飲むほどではないけれど、何か対策をしておきたいという方もいると思います。手軽に飲める薬草茶を作ってみてはいかがですか? 花粉症に有名なお茶といえば甜茶。甜茶は種類があり、バラ科の甜茶がオススメです。甘みが強く飲みにくい場合は、薄荷や紅茶と合わせると飲みやすいでしょう。目…

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漢方コラム(73) 肌の乾燥と漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

肌が乾燥してかゆくなる方が多いですが、一番の原因は洗いすぎです。毎日石鹸で体を洗っていると、角質層を保護する皮脂膜が落ち、バリア機能が失われます。洗う回数を減らしているのに乾燥する場合、東洋医学では血が足りない・体液が足りないといった体の栄養不足が原因で、皮脂膜を作れず、皮膚が弱くなっていると考えま…

長峯輝明

漢方コラム70 授乳期の漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

   授乳期の悩みの一つに、乳汁が詰まって起こる乳腺炎があります。よくお問い合わせがあるのは「ごぼうの種」です。ごぼうの種は、生薬名を牛蒡子と言い、辛涼解表薬に分類されます。熱を冷まし毒を外に追い出す働きがあり、他の生薬と合わせ、ノドの痛み、皮膚病などに使われます。その牛蒡子をお茶にして飲むと…

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漢方コラム スポーツと漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

秋の日差しが、気持ちいいですね。スポーツの秋なので、ぜひ何か運動を始めてみてはいかがでしょうか? 今年はオリンピックもありましたが、スポーツ選手の中には、漢方の愛用者も少なくありません。夏バテに使われる「生脈散」は、スタミナアップや疲労予防にも効果的で、スポーツドリンクに混ぜて飲まれています。実際に運…

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漢方コラム(68) 口内炎と漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

胃腸の疲れか、口内炎の相談が増えています。口内炎はビタミン・ミネラルの不足が原因の一つですが、夏はさっぱりしたものや冷たいものばかり食べて栄養不足や、胃腸が弱って吸収も悪くなるのでしょう。口内炎ができた時は、炎症を取る清熱薬、例えば黄連解毒湯がよく使われます。非常に苦いですが、お茶のようにして口に含…

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漢方コラム(67) 夏バテの漢方

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

皆さん、夏バテしていませんか? 夏バテの漢方と言えば、「清暑益気湯」「生脈散」が有名です。生脈散は、人参、黄耆、五味子、麦門冬が入っています。暑い時は津液が体から出てしまうので、気を補う人参・黄耆、汗をかきすぎないように収斂する五味子、津液を補う麦門冬を配合しています。それに熱を取る、血を増やす薬草を…

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漢方コラム(66) 異病同治と同病異治

こだま堂漢方薬局 薬剤師 長峯輝明

異病同治とは、異なる病気を同じ治療で治す、同病異治とは、同じ病気だけれども治療方法が異なるという意味です。「〇〇さんが△△という漢方薬で良くなったから、同じ薬をください」と言われると困る場合があります。病名や症状が同じでも病気の原因が違えば、漢方薬も違うからです。例えば、頭痛にも体質があって、ストレ…