マイタウンホームドクター

武島英人

身近な食中毒

武島内科クリニック 院長 武島英人

8月、暑い日々が続きます。夏は食べ物が腐りやすく食中毒への注意が必要です。有名な食中毒に腸炎ビブリオ菌があります。汚染された生魚を食して12時間以上経過すると下痢、腹痛を発症します。先日、新聞に出ていた中毒は現代を反映する興味あるものでした。それは甘いコーヒーや果汁飲料水の入ったペットボトルに直接口を付…

渡辺裕士

流行性角結膜炎の最前線

多摩センター わたなべ眼科 院長 渡辺裕士

昔から一般的に「はやり目」といわれているものです。アデノウイルスが原因で感染力が強く、結膜の充血、目やに、涙がたくさん出て、痛みを伴うことがあります。耳の前や顎の下にあるリンパ節が腫れることもあります。症状の強い人では、まぶたの裏側に膜(偽膜といいます)ができることがあります。検査はアデノウイルスを…

宮下久夫

眼振検査

ハーモニーみみ・はな・のどクリニック 院長 宮下久夫

   内耳の平衡器官(前庭・三半規管)と眼球運動は、反射的に調節され(前庭動眼反射)、体が動いても視野がぶれる(ビデオカメラの手ぶれ状態)ことはありません。この器官に異常があると、めまい(主に回転性)が起きて、眼振(眼球の衝動的な運動)が観察されることがあります。このとき使用する特殊な「フレン…

亀谷 学

プライマリ・ケアについて㊱

あいクリニック中沢 院長 亀谷 学

   プライマリ・ケアでは、患者さんのライフサイクルに沿って診療します。思春期のお子さんは、身体的、心理的、社会的に子どもから大人への成長過程にあります。自身を確立していく時期として心身のアンバランスが生じやすく、思春期ならではの健康問題が起こります。酒・たばこ・ドラッグに好奇心を示したり、不…

武島英人

アーサー・C・クラークのような世界

武島内科クリニック 院長 武島英人

    7月、寝苦しい夜はアイス枕、扇風機、クーラーを利用してください。クーラーが苦手な人は冷水で体を冷やすのも良いです。 ところで外来には、さまざまな職業の方が見えます。当院は青木葉通り沿いにあるため通りすがりの患者さんも多いのです。会社員、自営業、音楽家、格闘家、スポーツ選手、芸能関係、…

渡辺裕士

麦粒腫(ものもらい)の最前線

多摩センター わたなべ眼科 院長 渡辺裕士

   麦粒腫とは、いわゆる「ものもらい」と呼ばれる病気で、まぶたにある脂や汗を出す管に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。地域によっては「めばちこ」、「めいぼ」などともいわれますが、医学的には「麦粒腫」といいます。原因菌の多くは黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌は、化膿した傷に存在…

星野伸二

健診・検診について

ふれあい町田ホスピタル 総合診療科 星野伸二

   健診は、総合的な健康診断(例えば定期健診)、検診は特定の病気の有無を検査・診察することです。国民健康保険加入者の成人健康診査は、日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防が目的です。生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積に起因する脂質異常症・高血圧症・糖尿病などで、自覚症状がなく進行します。…

宮下久夫

聴力検査

ハーモニーみみ・はな・のどクリニック 院長 宮下久夫

   難聴が疑われる場合に、一般的に行われる検査を純音聴力検査といい、両耳にレシーバを掛け、雑音がない純音を周波数の低い音から高い音まで、どの程度の音圧で聞くことができるか、左右別にボタンを押して知らせる検査です。横軸は周波数(ヘルツ)、縦軸は音圧(デシベル)を表し、左右それぞれを線グラフで示…

亀谷 学

プライマリ・ケアについて㉟

あいクリニック中沢 院長 亀谷 学

  プライマリ・ケアでは、患者さんのライフサイクルに沿って診療します。子どもの成長は、4ヶ月から6ヶ月頃は「あやすと声を出して笑う」から、7ヶ月から9ヶ月頃は「慣れた人にだけ笑う(人見知り)」、10ヶ月から1歳半頃はアンパンマンを見つけて「アッ!と指差す」とか「バイバイ」ができます。1歳半から3歳頃は「喃語…

亀谷 学

プライマリ・ケアについて㉞

あいクリニック中沢 院長 亀谷 学

   プライマリ・ケアでは、患者さんのライフサイクルに沿って診療します。3歳頃から就学前後頃までは、集団生活による上気道炎や胃腸炎などウイルス感染症にかかることが多い時期です。気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は定期的に治療します。元気に遊んで擦り傷や骨折などを起こしたり、またお…