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Home / 漢方コラム(102)病気になる前は?

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Date: Jul 11, 2020
Author: 編集部 159 コメントはまだありません

病気を治す上で、「体質や病気の状態を把握する」のは重要なことですが、漢方の相談では、もう一つチェックすることがあります。それは「病気になる前の状況」です。何故なら、病気の原因は、「なってからではなくて、なる前」にあるからです。例えば、ある不安症の相談の方。漢方的には、心血虚といって、心の血不足で不安になりやすいのです。よく聞くと「半年前から突然生理の出血が多くなった」。女性は元々血が足りない方が多いですが、体から失われる血が急に増えています。どうして多くなったのか…。多くなる前に高熱の風邪をひいたのだそうです。熱は出血を引き起こす(血熱妄行)ことがあります。風邪の熱→出血→血不足→不安感。不安症の最初のきっかけが半年前の風邪!「風邪は万病の元」と昔から言われますね。漢方独特の考え方ですが、病気になる前の体調、思い出してみてくださいね。