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【Tama Hito 06】中村 尚人 さん

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Date: Sep 21, 2020
Author: 編集部 648 コメントはまだありません

治療に勝る「予防医学」
その実現のために…

理学療法士の12年間で
予防の大切さを実感

子どもの頃から少林寺拳法や合気道を習い、身体を動かすこと、心を働かすことに興味・関心があった中村さん。1999年に理学療法士の資格を取得し、医療施設や介護施設で臨床経験を重ねてきました。

「最初は、患者さんが何とか回復できるようにとリハビリを行っていました。でも、経験を重ね、たくさんの患者さんと向き合っていく中で、ああ、この方が身体を壊す前に出会えたらなんとかできたのに…、との思いがどんどん強くなっていったんです。ヨガやピラティスにも巡り合い、医療施設で患者さんが来るのを待つだけでは限界だと、病気になってからではなく病気にならないようにすることこそが大切なんだと退職を決意しました」

そして、2011年、八王子にヨガ・ピラティスのスタジオを設立。2012年には『予防運動研究会』、2013年には『株式会社P3』、2014年には『一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会』をと、予防医学を実現するための団体を次々と設立してきました。さらに、脳卒中・再発予防専門トレーニングジムに姿勢・歩行改善専門スタジオ、側弯症運動療法スタジオも運営しています。

「小学校や中学校で、解剖学や病理学を学ぶと良いと思うんです。自分の身体の仕組みを知ることで、成長期である子どもの頃から病気やケガを予防することができ、身体も心も健康で幸せな生き方ができるはずだから」

「ありがたい」を忘れない
それが強いひとに…

「ヒトという生物の今は、何万年という月日を重ねて獲得してきたものなんです。それを忘れないでほしいですね」と中村さんは話します。

今の自分があるのは、父母がいて、その父母がいて、さらにその父母がいて。自分には先祖がいる、それは当たり前ではなく、ありがたいことなんだと。

「自分が存在しているその背景にあるものを忘れないことです。全て当たり前だと思って感謝がなくなると、も
のを大切にする思いがなくなります。そうすると、幸せ感もなくしてしまう。それが、幼児虐待、残虐な犯罪の多発、自殺、うつ病や心身症などストレス関連疾患発症の増加といった、最近の日本でのさまざまな社会問題につながっているんだと思うのです」

健やかな身体にやどる健やかな心、あなたも見つめてみませんか?

 

側弯症運動療法専門資格「シュロスセラピスト」も保有。
ムービーを使い、患者自身が自分の背中を見ながら矯正の施術に取り組めるようにもしている。

 

【プロフィール】

1977年、新潟県生まれ。幼少期より少林寺拳法、合気道を習い、学生時代はさまざまな部活を通して体や心を動かすことに興味を持つ。1999年理学療法士取得後、大学病院、クリニック等で臨床経験を積む。ヨガ、ピラティスの国際ライセンス取得。予防医学の実現化のため、独立。株式会社P3代表取締役、一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会代表理事、予防運動協会代表他。著書多数。八王子市在住。