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【Tama Hito 07】植村 麻紀 さん

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Date: Aug 4, 2020
Author: 編集部 396 コメントはまだありません

音楽で人生に彩りを!
より健やかに生きるお手伝い

音楽が好きで巡り合った
新しい世界に夢中に

「法学部ならずっと仕事ができそうで」と大学を選んだ植村さん。けれど、やはり好きな音楽に関わる仕事がしたいと就職先を決め、そこで、音楽教室の運営を担当しました。

「生徒さんが、一生懸命弾いている姿を見て、“ああ、音楽は上手下手ではなく、もっと違うところで心に響くものがあるんだ”と改めて気づいたんです」

そんなある時、植村さんは“精神衛生”という言葉を聞き、その大切さを知り、音楽療法士の存在を知りました。

「好きな音楽と人との関わりに取り組めたら良いなと思ったんです」

そして、30歳。「やりたいことをやろう!」と結婚を機に夫と渡米。ボストンの大学で心理学を勉強し始めました。

帰国後、ボランティアでデイケアの集団療法に携わり、スタッフとして働くように。そんな中、“音楽療法に興味がある”のひと言でトントン拍子に話が進み、週に1回、プログラムとして行われるようになったのです。そしてその後、病棟でも開催されるように。現在は、さまざまな場所で音楽療法士、精神保健福祉士として飛び回る日々です。

「病気そのものはすぐに変わらなくても、音楽を楽しむことが力になって、前向きな気持ちになれたり、やれることが増えていったりします。音楽で、人生を彩り、より健やかに生きていけるお手伝いができたらと願っています」

 

 

その人が楽しく思うこと
それが音楽の本質かな

「同じ職場に、何でもポンっとやる子がいて、“フットワーク良いな”と思って。“なら、私も、面白そうだと思ったらやってみよう”と踏み出したんです」

それがさまざまな人との出会いを生み、植村さんの世界を広げてきました。

そんな出会いの一つが、町田市小野路の里山にある『ピアノカフェ・ショパン』でした。

「7年前から、毎週金曜日に好きな歌をソロで歌う“歌の翼”で、ピアノの伴奏をしています。歌いたい曲をその時の気分に合わせて歌いたいように歌っていただく、楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいですね」

2年前からは皆で歌う“歌の小箱”も開催。植村さんは、心から楽しく歌ってもらうため、その方の歌い方に寄り添った伴奏を心掛けています。そして、帰宅後「自分の演奏に足りないところはなかったか」と必ず振り返りもすると。

「次に生かせるようにするため、当然のことです」と笑顔で話します。

 

 

「歌の小箱」第1・3水曜・「歌の翼」毎週金曜
いずれも14:30~16:00
ピアノカフェ・ショパン(https://pianocafechopin.web.fc2.com
参加費1,000円※ドリンク代別500円
予約不要

【プロフィール】

5歳よりピアノを始める。立教大学法学部卒業後、好きな音楽に関わりたいと、ヤマハ(株)に勤務。音楽教室の運営を担当する。30歳で留学を決意。Boston Emmanuel College学士入学・心理学科卒業。帰国後、縁あって音楽療法に巡り会い、現在、東京都や神奈川県内の病院・クリニック等で音楽療法、精神保健福祉業務に従事。日本音楽療法学会認定音楽療法士、精神保健福祉士、メンタルケア協会認定精神対話士。多摩市在住。