第34回 多摩市平和展(8/17~)
「今の世界は怖いですか あなたの声が平和をつくる」
これは、多摩市子ども被爆地派遣事業歴代派遣員である中学・高校生が考えた、今回の平和展のキャッチフレーズです。皆さんは、この問いに何と答えるでしょうか。
被爆者や戦争体験者が急速に減っている現在、「戦争は昔の話」だと思っていないでしょうか。しかし、世界では今なお戦争や武力衝突によって多くの罪のない市民が犠牲になっており、その悲惨なニュースに、子どもたちは連日接しています。
今年は戦後80年の節目の年です。80年前に起こったことを知り、その後の戦争と平和の歴史を見つめることで、今、私たちにできることを一緒に考えていきましょう。
今年は、被爆ピアノを迎えます。
このピアノは昭和20年8月6日、広島の爆心地から約3キロメートルの場所で被爆しながらも奇跡的に残り、原爆の爆風、熱戦、放射能等の被害を受けた当時の姿を残して、修理されました。その音色には、戦争と原爆を生き抜いた記憶と、平和への強い願いが込められています。
「被爆ピアノ」の音色を通して、音楽を楽しむことができる平和な世の中について、改めて考えてみませんか?
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会期 | 2025年8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
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会場 | パルテノン多摩(GoogleMapで開く) |
参加費 | 無料 |
被爆ピアノコンサートと講話「80年目の証言者が、音と共に語りかけるー今を生きるあなたへ」 | 被爆ピアノと共に全国を巡って平和コンサートを行っている調律師の矢川光則さんのお話と、広島県出身で多摩市を中心に活動している夫婦ユニット「らいん」による被爆ピアノの演奏、令和6年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協事務局長、濱住治郎さんの講話が平和の尊さを問いかけます。 8月17日(日)10:30開場・11:00~12:30 |
小さいお子さんもご一緒に!「被爆ピアノさん、こんにちは!~紙芝居と音楽でつなぐ平和の輪~」 | 被爆ピアノさんを囲んで、お話を聞いたり、歌ったり、紙芝居「二度と」のリレー実演を見たりしながら、みんなで平和の輪を創ります。 8月17日(日)14:00開場・14:30~16:00 |
オープニングイベント 「満蒙開拓団」を通して戦争の影を見つめる ドキュメンタリー「沈黙の奥底~河野村分村が問いかけるもの~」上映とシンポジウム | 傀儡政権「満州国」に渡った日本人移民の多くは、貧しさの中で国策に乗り、現地の人の土地を奪う側に立ちました。戦後80年、満蒙開拓の過去を通して、被害と加害が絡まりあった戦争の実態について考えます。 8月17日(日)13:30開場・14:00~17:00 |
展示 戦後80年、戦争の傷跡を見つめる~満蒙開拓平和記念館展示パネルと福島菊次郎写真パネル~ | 戦後80年を考えるとき、戦争の加害と被害の事実を見つめる必要があります。シンポジウム『「満蒙開拓団」を通して戦争の影を見つめる』に合わせて、戦争がもたらした傷を考えるための展示を準備しました。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
映画「祈りー幻に長崎を思う刻ー」上映 | 戯曲「マリアの首」の映画化作品。舞台は原爆投下から12年後の長崎。戦争の記憶と傷跡を残すため、被爆マリア像の残骸を運び出す2人の女性の生き様が描かれます。 8月19日(火)13:30開場・14:00~16:00 |
【7/22迄に要事前申込】多摩市平和展連続講演(第12回)「戦後80年~戦争と平和の歴史から学ぶこと~」 | 戦後80年、今年は平和展にとっても大きな節目の年です。 8月23日(土)9:30開場/10:00~12:00 |
展示 広島基町高校の生徒と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」 | 広島市立基町高等学校美術部の生徒が被爆者から被爆当時の証言を聞き、情景を想像して描いた「原爆の絵(複製)」を展示します。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
展示 高校生から平和へのメッセージ~広島への修学旅行から~ | 都立永山高等学校3年生は昨年、平和学習の一環として広島に修学旅行に行き、核兵器の恐ろしさを知りました。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
報告&お話し会 高校生による平和学習の報告と平和絵本のお話し会 | 都立永山高等学校の生徒が、修学旅行先「広島」での平和学習を報告し、「平和」などをテーマにした絵本、紙芝居を読みます。今年度はさまざまな角度から平和につながるお話を選びました。 8月18日(月)14:15開場・14:30~15:30 |
報告会 令和7年度多摩市子ども被爆地(広島)派遣成果報告会 | 令和7年度の多摩市子ども被爆地派遣事業は児童・生徒8名を派遣します。2回の事前活動を経て、7月30日(水曜日)から8月1日(金曜日)まで被爆地「広島」へ行き、平和記念資料館の見学や被爆樹木を巡るフィールドワーク、被爆者の方々との交流などを通して学び、考え、感じた平和への想いを成果報告会で発信します。 8月24日(日)13:30開場・14:00~16:30 |
語り 若い人たちへの伝言~語り継ぐ戦争体験 | 令和7年で戦後80年が経ち、戦争体験者が年々少なくなっています。このような中で、戦争を体験された方から直接体験談をお聞きする貴重な機会です。 8月18日(月) 朝倉美佐子さん 「多摩市周辺での子どもとしての戦争体験」 |
多摩市社会福祉協議会 多摩ボランティア・市民活動支援センター企画 「子どもたちの戦争体験を知ろう~昔の子どもたちが語る戦争の記憶~」 | ボランティアセンターが市内学校向けの出前授業として新しく使用するプログラムを平和展でお披露目します。 8月18日(月)10:00~11:00 |
展示 ワークショップ報告「戦争と子ども」 | 6月21日(土)と28日(土)に行われた高校生・大学生世代対象ワークショップ「戦争とこども~田奈補給廠の見学と勤労動員の記録から学ぶ~」に参加した若者の感想や田奈補給廠の写真などを展示します。ワークショップでは、多摩と田奈の学徒勤労動員された子どもの日記を学び、現在の「こどもの国」園内にある実際に戦争で使う弾薬を造っていた田奈補給廠を見学しました。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
講座 「多摩と田奈から考える旧日本陸軍の弾薬製造」 | 多摩火工廠と、現在の「こどもの国」にあった田奈補給廠は、どちらも旧日本陸軍の工場で、主に砲弾や弾薬にかかわる製造をしていました。地域で兵器を作っていた、とは、どんな意味を持ったのでしょうか。資料をもとに、神子島健さん(東京工科大学教授)を講師に迎え、考えていきましょう。 8月23日(土)14:30開場・15:00~17:00 |
展示 多摩火工廠とその後の変遷 | かつて稲城市と多摩市にまたがって旧日本陸軍の火薬工場があり、その後は「米軍多摩弾薬庫」、現在は「米軍多摩サービス補助施設」となっています。その90年近くに及ぶ歴史と経緯が一望できます。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
展示 平和関連の絵本・紙芝居・本の展示 | 今でも世界中で紛争が止みません。近年多く出版されている、それらの紛争を題材にした本を中心を展示します。 8月17日(日)~24日(日)10:00~18:00 |
主催 | 多摩市平和展市民会議/多摩市 |
問い合わせ先 | 多摩市くらしと文化部平和・人権課・人権課 |
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イベント情報

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第34回 多摩市平和展(8/17~)
展示 ファミリー 子連れ歓迎
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