八王子芸術祭 2025 ~経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす~
2023年に、高尾など、八王子西部の山際地域でスタートした「八王子芸術祭」。
隔年開催で、10年かけて5地域を巡る巡回型の芸術祭です。
地域の歴史・自然・文化を背景に、その土地に染み込むアート作品を、その土地の旧工場跡や古民家、屋外施設や公園など多彩な会場で展開します。
美術・音楽・演劇に加え、ワークショップやトーク、パフォーマンス、地域とともにまちを盛り上げる「マチイロProject」など、多様なプログラムを実施。訪れる人は「旅人」として八王子の風景や時間に触れることのできる祭典です。
2025年は、テーマに「経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす」を掲げ、積み重ねてきたまちの歴史や文化(たて)に、芸術祭のアートやアーティスト(よこ)が交錯することで、新しい風が通り抜け、地域に新たな物語が紡がれていく意味を込めます。
舞台となるのは、八王子市中野・大和田・小宮・石川エリア及び周辺の複数会場。
中野は、かつて織物産業が地域の息吹を生み出していたエリアで、今も、織り手や染め手たちの記憶が風景の中に静かに息づいています。
そんな歴史的な風景を守りながらも、新しい表現が育つ「ものづくりのまち」として、織物や布にとどまらず、木工・家具・金属・アートなど、ジャンルを超えて多様なものづくりを行うクリエイターが集まって、今注目を集めているエリアでもあります。

一方、大和田・小宮・石川は、浅川や谷地川が潤す豊かな自然の中に、住宅地や緑地が点在し、古代から現代までの人々の営みが息づいています。
会期中、織物工場跡、染物工場跡、米店跡、工場跡、清川交通遊園、小門公園などで、13名の現代美術作家が、今回のテーマ「経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす」を救い上げながら、多彩な表現の作品を展示。

また、地域を巻き込むワークショップや、オーケストラ、ライブ等々、参加型プログラムも充実。
是非、お出かけください。
詳細は、公式HPやSNSでチェックを!
- 昭和初期創業の機屋で、ネクタイや袴の生地などを手がけてきた歴史を持ち、今もジャガード織機やドビー織機を用いてこだわりの織物づくりを続けている「岡村織物(有)」
- 織物工場跡。芸術祭メイン会場。美術展示のほかに、地域の職人さんやお店とコラボレーションをして制作した、公式グッズの販売なども行います。作家さんや地域の方とお掃除している様子。
- まち歩きツアー「明治から令和へ まちと工場をめぐる旅」 (11月8日/29日@中野上町周辺)
- かてかてアート in 八王子芸術祭2025
- 昨年、地域リサーチを反映して行った、Hachioji Arts Journey 短編戯曲を書くための小さなゼミin八王子~屋根裏ハイツのシナリオ教室~発表会の様子
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| 会期 | 2025年11月8日(土)〜12月7日(日)※水曜日定休 |
|---|---|
| 会場 | 八王子市中野・大和田・小宮・石川および周辺複数会場 |
| 入場料 | 無料(一部有料プログラムあり) |
| 対象 | どなたでも |
| 主催 | 八王子市、公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団 |
| 公式HP | 八王子芸術祭|Hachioji Arts Journey|アートとまちの10年旅 |
| SNS | Instagram:八王子芸術祭 @hachioji_arts_journey |
| 問い合わせ先 | 公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団 |
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