[まちをみる]
いのちが生まれる瞬間を見つめ、語り合う
生まれるとは? 産むとは? 生きるとは?

コロナ禍直前に三人目を助産院のサポートを受けながら自宅出産した写真家の橋本有紀さん(多摩市在住)。
自身の妊娠から出産までの十月十日(とつきとうか)を撮影し、記録として残しました。
その写真のことを知った助産院から、お産撮影の依頼を受けます。
そして、コロナ禍での数年間撮影を続ける中で、人々の間でお産の感覚が抜け落ちてきていることを感じてきたと言います。
立ち合い出産ができなかった。
オンライン立ち合い出産になった。
この状況の中、何が起こるかわからないからと産み控えを勧められた。
コロナの陽性になったのなら、帝王切開になります、と言われた。
などなど。

主催の橋本有紀さん(多摩市在住・写真家)
Instagramで情報発信中
「妊娠・出産は本来、温かい人の営みであったはずが〝医療〟中心に語られ、産むのが怖い、想像がつかない、誰にも話せない、そんな声を聴きました。一人ひとりの〝私〟が求めるお産の形を一緒に考え想像し、〝生きる〟こと自体も見つめられたら」
そう願って橋本さんが開催する座談会が「Wombウーム~お産を考える会」。
2025年12月で5回目を迎え、妊娠・出産にまつわる「そうそう」「こんなことが」「そんなことが!?」と体験や思いを共有する場になっています。

座談会では、橋本さんの妊娠・出産の写真や経験を紹介したあとに、参加者同士で思いをシェアします
参加した男性の「自分はこうやって生まれてきたのか! 感謝が生まれてきました」という声も。

今回は、命の誕生を〝日常とのつながり〟の視点から描くドキュメンタリー映画『Joyful Birth』も上映。
お産を「医療」や「痛み」ではなく、“いのちのはじまり”としてあたたかく見つめ直すドキュメンタリー映画(日本 2025年65分 山田憲吾監督 )で、自然で穏やかなお産を支える助産師や家族の姿を通して、「産む」「生まれる」「支える」ことの根源的な喜びを描きます。観る人の心に、「いのちを迎えるとは何か」を静かに問いかける作品です。

10代の方、男性、医療・教育関係者、そしてお子様連れの参加も大歓迎♪
これからお産を迎える方の不安や楽しみなども共有していきます。
途中参加・途中退場も可能、ご自分のペースで、お気軽に。
妊娠出産の経験の有無や性別も超えて、命を語り合う貴重な場となりそうです。
DATA
映画『Joyful Birth』上映&座談会『Wombウームお産を考える会』
▼12/7(日)13:20開場・13:45~
▼パルテノン多摩 4F クリエイティブラボ(GoogleMapで開く)
▼2,200円(当日受付で現金支払い)・高校生以下無料
▼25名・申込先着順
▼申込は、https://forms.gle/xzdXJoU9uooRAHSS9(12/5〆切)
▼問い合わせ 橋本有紀 yukustaringo@gmail.com TEL.080-5460-7367
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