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目・鼻・口

コロナウイルスの伝播様式は人から人への飛沫感染と接触感染ですが、一部空気感染を示唆する報告もあります。潜伏期間は1~14日間で暴露から5日間程度で発症することが多く、発症前から発症後間もない時期の感染性が高いとされています。患者さんの多くは発症後約1週間で症状は軽快しますが、病原体の遺伝子は発症後3~6週間検出されることがあります。重症例を除き、ウイルス自体は発症後約10日でほぼ死滅するため検出されても感染性はないので、現在は療養期間を過ぎればPCRで確認することはありません。体に侵入する経路は3ヶ所、目・鼻・口です。マスク装着はもちろんですが外出先で物を触った手で不用意に目をこすったりすると感染する可能性があり、触る前に必ずアルコール消毒をしてください。予防のため花粉症用のゴーグルや伊達メガネをするのも良いと思います。

おがわクリニック
院長:小川 愛一郎

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