唾液PCR検査のコツ
12月、冷え込みとともに風邪が流行ってきました。最新の日経新聞によると人に感染する可能性のある未知のウイルスは哺乳類や鳥類に最大で82万種存在しているそうです。野生生物には十分注意したいものです。今冬発熱患者にはインフルエンザと新型コロナウイルスが同時に存在する可能性もあり、インフルエンザワクチンは早目の接種が大切です。インフルエンザに関しては医師の綿棒鼻腔挿入による飛沫感染を防ぐために鼻かみ液も有効であるとの報告があり、今年から検査の方法が各医療機関で異なるかもしれません。コロナ感染では唾液自己採取が広く行われていますが、注意したいのは唾液検査は飲食後や歯磨き後は避け、最低でも30分は空けるようにしてください。ただ、発熱があると脱水で唾液が出にくいため、受診30〜60分以上前に水分を多めに補給して受けると良いでしょう。
年末年始休業は、12/29(火)午後〜2021/1/6(水)です。