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お口を育てましょう

 お口は体内に入る最初の関門です。育ち盛りのときにお口を育てることで、そのすぐ上にあるお鼻を育てることができます。逆に、歯が生える隙間がなくて顎が小さいと、お鼻の成長も悪くなります。お鼻の通りが悪くなると口呼吸が続くので眠りも浅くなり、あくびが出る、じっとしていられない、集中力の低下、頭痛が起こったり、嚥下も十分に育たなくなります。お口も乾くので、口内炎、唇が切れる、歯槽膿漏、虫歯、歯の着色が起こります。一方、鼻呼吸ができるようになると、お鼻が高くなり、彫りの深い顔に育ち、鼻中隔湾曲が減ります。表情も生き生きとなり、肌もきれいになり、風邪もひきにくくなります。お鼻には、吸気に湿度を与え、温度を体温に近づけることで肺での酸素取り込みと二酸化炭素排出を楽にさせる役目があります。良質な酸素を脳は必要としますので集中力が高まるというわけです。

有間矯正歯科クリニック
理事長:有間 英生

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