矯正歯科治療のポイント
顎を育てるための一つの要因として、成長ホルモンと矯正装置について話しました。治療の効果を効率よく引き出し、治療期間を短く最良の結果を出すためには、成長ホルモン、アレルギー等を含めた体質、体調と矯正装置による歯の移動を適切に組み合わせることが大切です。第一は鼻呼吸による良質な睡眠が大切で（体調が整えられるように）、アレルギー等をできるだけコントロールし、同時に矯正装置の効果が的確に作用するように矯正医は診断します。一方で成長ホルモン分泌が少なかったり運動する日中では矯正力を歯に作用させるときには別の配慮が必要です。このようにただ、矯正装置をつければ良い・装置で治すと考えると治療期間が延びます。体調、受験等のライフスタイルを含めたきめ細やかな治療が要求されますので、すぐに相談できる矯正歯科専門医院の受診をお勧めします。
