矯正治療はなぜ痛むのか
「矯正治療はなぜ痛むのか」とのご質問をいただきましたので、その回答をご紹介します。
うずくような痛みとされる、歯が動くことによる生理的な反応が矯正治療にはあります。通常、治療に伴い、治療の3時間後と3日後が痛みを感じやすいときだとされています。ただし、痛みの感受性は個人差が大きく、家族間でも違いがあり、また同一個人でも時期によって感じ方が変わります。中には痛みを感じない方もいらっしゃいますが、痛みが強い場合には、通常より優しい力で調節し、痛みを少なくしています。また、他の原因による痛みの場合は、消毒や、場合によっては顎の関節の整復なども行います。
さらに、矯正治療のご相談にいらっしゃった際に、痛みを感じやすい健康状態であるとわかることもあります。その場合は、栄養指導なども行っております。