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油断大敵、第6波に備える

12月、心配されたコロナ感染症は一旦落ち着きましたが、人の流れは再び増加傾向にあり、海外流通も再開されれば第6波も現実なものとなるでしょう。’20年から’21年にかけてインフルエンザの流行がほとんどみられずオーストラリアや米国でも同様でした。コロナウイルスによる干渉作用の影響も考えられますが、海外ではコロナとインフルエンザの同時感染による重症化も報告されています。インフルエンザワクチンも日本国民の1/3~1/4が接種したのみで、マスク、自主的な外出制限がインフルエンザの流行を押さえたと考えます。では最近はどうでしょう? 電車でも窓を開けない換気の悪い車両もあり、マスクもおろそかになりがちです。ウイルスは人から人へと感染して生き続け再び流行します。体を冷やさず抵抗力を保ちインフルエンザワクチン接種で重症化を予防しましょう。

武島内科クリニック
院長:武島 英人

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