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[まちいま コラム]稲城を盛り上げる「カレースタンプラリー」

みんな大好き! 「カレー」
稲城の名物に?

ここ数年、稲城市がカレーで盛り上がりを見せていることを、ご存知ですか?
発端は2018年。
一人のカレー好きな市民が「稲城にはカレーメニューを出すお店が、意外にたくさんあるぞ。そうだ、カレーで稲城を盛り上げられないかなあ」とイベントを発案。
9月2日、稲城長沼駅前のペアテラスに稲城のレストランやカフェ、7店舗のオリジナルカレーが集まった「稲城カレーフェスタ」を実施しました。
これが、予想を超えて、途中でご飯がなくなるほどの大盛況!
2019年は9店舗が参加して、日本風カレーから欧風カレー、インドカレー、エスニック、イタリアン、ガレット、サンドイッチと多種多様なカレーメニューが勢揃いし、新しく「カレーパーク」と称して盛り上がりました。

ところが、明けて2020年、コロナが日本中を席巻します。
感染予防のために、各地でイベントは次々と中止に。
稲城もしかり。桜・梨の花まつりでの出店はなし。稲城阿波踊り大会、iのまち いなぎ市民まつりも中止になりました。
そんな中でも「カレーでまちおこしの気運は消さない。どうしたら」と、知恵をめぐらせ、お客さんがお店をめぐる「稲城をめぐるカレースタンプラリー」に変更。
そして、4年目となる2023年も、稲城市内の20店舗が参加して、12/9(土)まで好評開催中です。

各店舗、スタンプラリーのためにこだわりの特製カレーメニューを用意。
カレーを食べたら、公式ガイドブックにスタンプをポン!
参加20店舗のうち18個のスタンプを集める「コンプリートコース」は、集めたスタンプが3個、8個、13個で賞品を、18個で賞品+「稲城マスター オブ カレー」認定証を進呈。
同じ店に何回行ってもOKで、ひたすらスタンプを集める「マニアックコース」は、スタンプを20個集めると、オリジナルタオルハンカチ+「稲城マスター オブ カレー」認定証を進呈。

過去3年間には、10日間で全店制覇した強者もいるとか。
もちろん、稲城在住でなくても参加はOK。さあ、食べに行こう。

プレイベントのカレーパークの様子(9/10)

9/10のカレーパークではステージも

参加店舗の一つ『ORTOLANA』の上野さんに聞きました

『ORTOLANA』さんは、2018年の「カレーフェスタ」から連続出店。毎回、かなり凝ったオリジナルカレーを用意されることから、「カレースタンプラリー」ファンの間でも人気のお店です。

ー出店の決め手はなんでしょう?

「一番は、主催者の『カレーで稲城を盛り上げたい!』という熱い想いに共感したからです。そして、カレーは通常メニューにはなく、普段とは違ったメニューに挑戦しようと思ったからでもあります。私たちも、メニューを考えるのがとても楽しく勉強になりますし、お客様にも楽しんでいただけているので、嬉しいですね」

ーこのイベントに参加してよかったことはなんでしょう?

「イベント期間のみの提供メニューですので、『ここのカレーをもう一度食べたい』と多くのリピーター様がいらっしゃってくださることと、ご来店いただけていなかったお客様が、このカレーイベントをきっかけにご来店くださったことです」

ー2023年のメニューはどんなものですか?

土鍋でつけ麺バターチキンカレー

「『土鍋でつけ麺バターチキンカレー』です。
毎年、お子様でも食べられるような工夫をしています。
その中で2023年は、スパイスにこだわったメニューを考えました。
『ORTOLANA』では、稲城市の特産品である梨を使ったメニューをずっと研究しているのですが、今年は「梨バター」が完成しました。この梨バターを使ってカレーを作ろうと思ったので、当店でオリジナルのスパイスを配合して作った、バターチキンカレーに決まりました。
カレーの甘さは、梨蜜です。
辛くしたいお客様には、辛味のスパイスを後から足していただき、味変(あじへん)をして楽しんでいただけます。
また、昨年は「梨チャツネ」が完成しましたので、こちらもちょっとした味変の材料として一緒に提供させていただいております。開店当初から作っている当店のピクルスは、梨の収穫時期には梨もピクルスにしています。
カレースタンプラリー時は、福神漬けのポジションには、「梨のピクルス」をご提供させていただきます。
また、当店で使用している土鍋は、稲城市の陶芸家の濱陶器さんオリジナルです。
〝出汁〟と〝スパイス〟が今年の当店のテーマで、お茶漬けを始めたことをきっかけに、昨年までとは違う、ひとまわりちいさな土鍋を作っていただきました。そこで、今年はつけ麺にしよう、とメニューを考案しました。

ぜひ、ご賞味ください。

公式ガイドブックこちらから

公式Facebookはこちら

「カレーで稲城を盛り上げる会」の徳尾さん、池上さん、種田さん(右から)

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