歯科用CTを撮影する理由

矯正歯科治療の精密検査で、なぜ頭の骨まで歯科用CTを撮影するのか、ご質問がありましたので回答いたします。
歯科用CTで頭の骨を撮影する理由は、最善の治療を行うためです。
噛み合わせは上顎と下顎の位置で決まります。
顎は頭の骨とくっついているので、上下顎の位置は頭の形で決まります。
そのため、頭の骨の形や骨と骨のつなぎ目などを詳細に把握することで、どれくらい顔が成長するか予測できます。
また、横から見たレントゲン写真だけで治療方法を決めることが歴史的に多かったのですが、3次元的に計測することで、より多角的に幅広い治療を選ぶことが可能となります。
矯正治療はわからないことが多いと思います。ご不明なことがありましたら、一度ご相談に来ていただければと思います。

有間矯正歯科クリニック
院長：有間 英仁

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