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[みらいへつなぐ]
「次世代エネルギー『水素』、その未来の可能性を知っていますか?」
水素ステーション

尾根幹線沿いでなびく「水素ステーション」の幟。ここはガソリンの代わりに水素と酸素の化学反応で発電、モーターを動かして走る燃料電池自動車の燃料供給場所です。
2020年3月、多摩市では初、多摩地域では2ヶ所目となるステーションとしてオープン。
2024年3月末現在、多摩地域に3ヶ所あるステーションの1つです。

その環境への負荷の少なさ、エネルギー効率の高さから、現在、国も東京都も、この水素ステーションの建設推進を支援・普及しています。

「走る車の排気口から出るのはガスではなく純水で、環境に優しい究極のエコカーといえます」と話すのは、同ステーションを運営する『多摩興運株式会社』の所長・小野寺さんです。

川崎にある工場で水素ガスを作り、タンクローリーでこのステーションに運んでいます。

国内にエネルギー資源が乏しい日本はエネルギー自給率が低く、これからのエネルギーの安定供給は深刻な問題。そこで注目されているのが水素です。

「水素は水はもちろん石炭やガス、質の良いプラスチックごみといった多様な資源から作ることができるのに加え、CO2を排出しないという環境面での利点もあります。しかも、エネルギー効率はガソリンに比べ高い。燃料電池自動車だけでなく、さまざまな分野で活用が期待されています」

例えば家庭でおなじみの「エネファーム」。こちらは、都市ガスから水素を取り出し、電気を作り、生まれた熱も利用する仕組みです。

水素社会が実現するとどうなるのか?
温室ガスを排出しないエネルギーなので、「カーボンニュートラル」の実現に近づけます。
日本だけにとどまらず、世界各国が注目し、研究・開発を進めている水素エネルギー。
その動向にしっかりと注目していきたいですね。

DATA

水素ステーション
国や東京都が、水素社会の実現に向けた取り組みの一環として水素を供給するために整備を推進しているのが水素ステーション。『TKK水素ステーション』は、2020年3月尾根幹線道路沿いに多摩市で初めて、多摩地域では2ヶ所目となるステーションとしてオープンした。


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