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『もしもし』長谷川豊子の生きるということ
 その8「エリアスタッフさん」

その8
「エリアスタッフさん」

コミュニティー情報紙『もしもし』を読者の元へお届けしているのがエリアスタッフさん。100名超の方がいらっしゃいます。そのうち10名が80代で、最高齢は84歳のMさん。勤続7年半になり、昨年・一昨年は一度も休まず2年連続で皆勤賞を受賞されました。「社会とのつながりが感じられて嬉しい」と。

今年82歳のAさんは、とにかくお見事な健脚でお住まいの別所から担当エリアの鶴牧まで歩きで移動。お届けの最中も声かけを忘れず、地域の方とつながりを広げています。ボランティア活動にも積極的で市民センターで子どもたちに学習指導を。地域のイベントやセミナーにも進んで参加。地域と関わって生きていらっしゃいます。

今年10月に83歳になるKさんは、人生を楽しむことが上手で多彩な趣味をお持ちです。お届け最中に撮影した季節感満載の写真をしばしば編集部に送ってくださいます。絵を描くことも好きで目黒の絵画教室まで通い、その行き帰りに街を散策して新たな発見を楽しんでいます。

皆さん、仕事をリタイアして次の人生をと考えたときに伴奏者として『もしもし』を選んでくださいました。『もしもし』をお届けすることで、人やまちとのつながりを深め、それを喜びに変え、暮らしの潤いにしてくださっている。人生100歳といわれる現代に、新しい出会いを広げ、未来を大きく広げて毎日を過ごしています。そんな溌剌としたスタッフさんの姿を見て、私は生きる勇気を震い立たせています。

 

PROFILE

長谷川豊子(はせがわとよこ):
『有限会社もしもし』専務取締役。1985年9月、『もしもし』の前身である『奥さまもしもし新聞』を一人で発行。以来第一線で、編集者として取材・執筆・広告営業にと走り続けてきた。


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