多磨高等予備校
小村洋の「2021 現役合格対談❷」
いつも通りに試験に臨める力をつけてくれた!
ずっと続いたE判定➡︎D判定経て、上智合格!!
対談動画は、https://tama-yobi.comでご覧に!
上智大学(外国語)合格の飯島理加さん(帝京大小→大妻多摩中高)と代表・小村洋
小村「今日は上智大学外国語学部、最難関ですよね。その英語学科にこの春から合格・進学する飯島理加さんに来ていただきました。今日はどうもありがとう。飯島さんは、帝京大学小学校から大妻多摩中高等学校を経て、この春、上智大学に合格・進学するわけです。そこに至る過程を時系列で聞いていきたいと思います。まず、飯島さんが本校を選んでくれた時期、きっかけ、この辺りから聞かせていただけますか?」
飯島「『多摩高等予備校』の春期講習に行く前に、英語だけの公募推薦に特化した塾に通ってたんですけど」
小村「それは何年生のとき?」
飯島「高2の冬です」
小村「高2の冬。それまで英語の公募推薦に特化した塾に通ってたわけですね」
飯島「はい」
小村「それから?」
飯島「その塾の雰囲気が、私には合わなくて。自分の勉強に集中することができなくて。なので、学校に近い『多摩高等予備校』に通って、自習室を使ったり、自分に合う勉強方法を見つけようと思って高3の春に春期講習を受けて、合うなと思ったので入校しました」
小村「わかりました。本校への入学は2020年の3月となってますね」
飯島「はい」
小村「本気でやろうと思ったのはやっぱり高2の冬くらいかな?」
飯島「ですね」
小村「そこで、ちょっと自分の進路を真剣に考えようと思って、本校を選んでくれたということで。わかりました。では、本校を知ったきっかけは何だったんだろう」
飯島「同じ学年の子に通っている子がいて、私と家が近かったので」
小村「口コミだった?」
飯島「はい、口コミで教えてもらって」
小村「ありがとうございます。そうやって本校に入りました。最初は体験授業だったのかな?」
飯島「はい」
小村「受けてみてどうでした?」
飯島「安藤先生の体験授業を受けさせていただいて」
小村「良かったでしょう」
飯島「はい、とても良かったです。その時は1対1の授業で、私が好きな和訳とか苦手な文法とかについてすごく長い時間説明をしていただいて、自分の好きな英語についての文法とか単語とかにフォーカスした授業をしてもらって。それで、すごい楽しいなあって思って」
小村「安藤くんの授業を受けていいと思ってくれたんだね、ありがとうございます」
飯島「前に通っていた塾より自分の好きな分野の英語を勉強して深めることができるなと思ったので、入校することにしました」
小村「わかりました。体験して本校に入校したわけだけど、取得した講座は、やっぱり安藤くんの英語?」
飯島「そうですね。安藤先生の英語の講座と鈴木先生の個別の英語の講座と、小村先生の古典の講座です」
小村「そうです、私の古文も受けてくれた。よくできたよ。いいとこ行くなとは思ってたけど、まさか上智の外国語に入るとは、申し訳ない、思ってなかった」
飯島「そうですか」
小村「『うちに、そんなにできる子がいたか?』って、言って。『いや、飯島さんだよ』って、あれ、教えてんじゃんって。すごく嬉しかったね! あれは嬉しかった! ま、よくできたけどね。真面目にちゃんと、リモート授業もゼロではなかったかもしれんけど、だいたい、来てくれてたよね。単語テストもいい点とってた」
飯島「はい、単語ちょっと苦手だったので、古典とか世界史を本気で勉強しようと思ったのが高2の冬からだったので」
小村「高2の冬から頑張ったわけだ。それが出たんだものね。嬉しかった。で、英検やTEAPの勉強もしたんだね」
飯島「はい、鈴木先生の個別の講座で重点的にみていただいていて。苦手なのが筆記のライティングとリスニングで、伸び悩んでいたので、鈴木先生にリスニングの勉強とライティングの添削をいっぱいしていただいて。そうしたら、それまで何回も落ちてたんですけど、準一級にも受かって」
小村「準一級に受かったんだ、鈴木さんの指導で」
飯島「そうですね」
小村「彼女、外国もいたんでね。やっぱりリスニング、スピーキング、流暢ですよね」
飯島「なので、鈴木先生の発音がすごい綺麗だったので、それを真似て発音してみたり、リスニングの聞き方もコツを教えていただいたりして、本当に伸びたと思います、自分で」
小村「準一はとってる人、あんまりいないですよ。TEAPはどうです?」
飯島「TEAPに関しても、ライティングがすごい苦手で、どうやって書けばいいのかまずわからなかったので、最初はリモートだったんですけど、その時に鈴木先生にメールを送って、ライティングの添削の分を、先生から授業の時にいただいてその解説を聞くってことを何回もしてもらって、それでだいぶ伸びて。高校三年生のうちに2回受けたんですけど、1回目でも今までの点数よりずっと伸びて。2回目では上智大学の公募推薦に出せるくらい取れました」
小村「上智の作ったTEAPは確か400点満点でしたかね。何点くらい取れた?」
飯島「400点満点中、322点くらい」
小村「322点。すごいよね」
飯島「はい」
小村「たいしたもんだなあ。本校は今年はやむなくだったんですけど、春から6月の頭まで、オンライン一本にせざるを得ませんでした。それ以降はオンラインでもいいし、来てくれてもいいよという二本立ての授業で、現在も続いています。でも、飯島さんの場合は、オンライン一本から教室でも受講できるようになったらほとんど来てくれたよね」
飯島「そうですね、体調悪い時以外は、とりあえず行って、その場で受けたほうが集中できると思いましたね」
小村「そうなんですよ。オンラインでも指名はしますし、質問もしてくれるんだけど、生徒のノートが見られない。表情も見辛い。やっぱり体来てくれたほうがいいし、自分の思いもあるんだけど。来てる生徒の方が、力がついていく度合いが高いような気がします。その辺も意欲がこういうところに出てますよね。次に聞きたいのは、本校に通って良かったなと思う点はどうだろう」
飯島「一つの授業の受けている人数が比較的少ないと思うんです。でもそれが短所じゃなくて、長所に見えて。一人一人、自分の苦手なところとか得意なところとかを持ってると思うんですけど、当てられる回数が多い分、自分が苦手なところもわかりやすかったし。何回も当てられると、自分の苦手なところを克服しようと思って。私、古典すごい苦手だったんですけど、単語テストとかも先生が点数をつけて解説する時に、自分が当てられた時に、今度はちゃんと点数とろうとか、直そうとかちゃんと思う姿勢が取れて」
小村「勉強してきたのわかる、あれ見れば。わかります!」
飯島「本当に自分でちゃんとやらないとダメだなって思って、自習室を使うようになりました。私の学校が唐木田にあるんですけど。駅前自習室の方をずっと使わせていただいて」
小村「途中で行きやすいもんね」
飯島「はい、ずっと自習室にいて、塾に行くっていうルーティーンを作ってて。古典が苦手だったら、もう、学校帰ってきて自習室行って一時間くらい古典やって」
小村「勉強してた」
飯島「塾に行ってみたいなルーティーンを作ってました」
小村「ちゃんと答えてたもん」
飯島「なので、そういう自分で勉強するコツを掴めたのは、多摩高等予備校にきてからかなって思っています」
小村「ありがとうございます。自習室が駅から1分くらいで着くから、あれも便利で良かったよね」
飯島「すごい便利でした」
小村「ありがとうございます。では、高2の冬から受験を意識して、本校に来てから、成績や学校の勉強がどんな風に変わったか」
飯島「世界史の授業は受けてないんですけど、勉強しなきゃなっていう姿勢がすごい変わって、私が春期講習受けて入校したのが春なんですけど。学校の勉強が始まってからも塾の勉強と両立できたし、それと一緒に自習室で学校の勉強もしながら塾の勉強もして、受験向けの勉強もしてっていう。こういうルーティーンを組むのがすごい楽で。塾からあんまり宿題が出ないじゃないですか。その分もあんまりプレッシャーがなくて古典のテストぐらいはちゃんとやろうとか、予習も復習もしっかりやろうとか。自分で勉強するところにちゃんと力を入れることができて、そういう面では、自分で勉強しなきゃっていう姿勢もできたし。なので、学校の勉強でも受験に必要だからちゃんとやらなきゃって思ったりして。すごいちゃんと勉強するようになって。中間テストと期末テストがあった時に、結構成績に揺れがあったんですよ、今まで。それを、安定して取ることが出来るようになって。古典はかなり伸びましたね」
小村「駅前自習室、本校の講師のアドバイスのようなものもあるよね。そんなものも合わせて緩やかな。ここの予備校はそんな厳しくこうせいああせいってのはないから」
飯島「そうですね」
小村「そこを上手に利用して、成績を伸ばして力をつけてきたと、こういうことですね。数字とかABCDEとかそういう変化はどうですか?」
飯島「最初はE判定しか出なくて」
小村「上智はなかなかね。かなり取っても良い点つかないよね」
飯島「結構、英語はできたとしても、古典と世界史が足を引っ張っちゃたりして。E判定だったので、何回も。心配でしたね。毎回、結果が来ると打ちのめされたんですけど。古典と世界史、もう少し力入れたら伸びるんじゃないということを、学校の先生にも『多摩高等予備校』の先生方にも言われていたので、ちょっと頑張ってみようと。力を入れて、世界史と古典に力を入れて勉強してたら、D判定に」
小村「あ、Dまで行った」
飯島「はい」
小村「Dはよく受かるんだわ」
飯島「D判定まで行って。Eを何回ももらってからDに登ったので、少し安心もしたし、あ、やればできるんだなって気持ちもあって。そういう意味で自分の勉強していることが報われたのがすごい嬉しくて」
小村「上智の外語のDはいいよ、かなりいいですよ。Eの下の方ってのはちょっと問題なんだけど、Eの上の方も結構いいし、Dまで行ったってのは、それは上智の外語でDが出たってのは、それはもうすごいことですよ。やっぱ上がったんだ。そうですか、ありがとうございます。嬉しいな。じゃずっと聞いてきました。言い残したこと、これだけは最後に言っておきたいこと、家族のこととかお友達のこと、学校の先生、予備校の先生、苦しかったこととか、逆に嬉しかったこととか。なんでもいいですから思いつくまま、教えてください」
飯島「私は公募推薦で受けたじゃないですか。周りに一般受験の人がいっぱいいたので、そういう意味ですごい焦りもあったし、自分一人で公募推薦は。一般よりも試験が早いので、一般受験の子より、正直焦る期間も長くて、自分でペースを作って焦らなきゃいけない時と、安定しなきゃいけない時ってのを自分で作って勉強しなきゃいけないのがすごい慣れるのができなくて。そういう時に鈴木先生に受験の相談をしたりとか。鈴木先生が個別指導をしていただいている時に、いつも、最近どう?とか聞いていただいたのがすごく自分にとっては本当に安定できる理由の一つで。受験ギリギリまで、何も授業の内容を変えずに、ずっといつも通り人やってもらったりとか。安藤先生にも後半にはライティングの添削をみていただいたりとかしていたのが、本当に自分がいつもどおりの状態で試験に臨めるように調整していただいたってのがすごいありがたくて」
小村「なるほどね、生の自分でいられるっていうか。全部少人数だったでしょう」
飯島「はい、それがもう本当にいつもどおりにできるし、自分の苦手なところもすぐわかるし。そういうのがすごい、自分がちゃんと勉強しなきゃってなれたのが、多分、本当に受験する時にいつも通りの自分でいられたりとか、緊張しないでいられたりとか、そういうのに多分すごい影響したと思います」
小村「いつも通りの自分って言葉を何度も言ってくれたけれども。自然体で受験に臨めたってことだよね。自然体で受験勉強が続けられたってことだよね」
飯島「はい」
小村「恋愛でもそうだと思うんですけどね。無理して、肩肘張って生きるのって、つらいですよね。普段の自分でやりたいですよね」
飯島「はい。実際の面接とかでも、英語だったので、本当に何を質問されるかがわからなくて」
小村「面接は全部英語だったんですか」
飯島「英語でした」
小村「おお、よくやったなあ」
飯島「本当に緊張して」
小村「でしょう。日本語が出そうにならなかった?」
飯島「日本人の先生と外国人の先生が一人ずついらっしゃったんですけど。本当に、最終的には日本語でもいいかなって思えるぐらいのメンタルで受験に臨んで、いつも通りでいいいやというか」
小村「いつもどおりの自分が英語で出せたわけだ」
飯島「そうですね。多分、いつも通りの気持ちじゃないと安心して英語でも喋れなかったし」
小村「だと思います」
飯島「そうですね。いつもどおりでいるってことが本当に受験で一番大事だなって、今は思ってます」
小村「勉強になります。それはそうだよね。自分を無理に作って行動するって辛いもんね」
飯島「公募推薦の前は一般受験も視野に入れて、公募もダメだったら一般受験もしないといけないと思っていたので。ちゃんと古典と世界史をやんなきゃと」
小村「やってたやってた」
飯島「やってました」
小村「よくわかる」
飯島「そのときも、『今、詰め込みすぎたりとか、1日に過剰な量をやったら、多分潰れちゃう』と思って、『2月までどれくらいのペースでやって、どれくらいのプレッシャーに自分が耐えられて、安定できるかな』っていうのを考えてちまちまやってたんです。自分で考えて先生に相談したりとか、安藤先生にはすごい相談を受けてました」
小村「彼、親切でしょう」
飯島「はい、『どうした方がいい』っていう答えを的確にいただけるので、授業の後でも」
小村「彼、頭いいしね、人柄もいいわ」
飯島「はい、授業の後に相談したりとか、授業中に先生がくれたアドバイスを思い出せるようにしたりとか。何回もしていましたね」
小村「ここは少人数だからね、そこが強みだよね」
飯島「そうですね」
小村「はい。ありがとうございます。最後ちょっと、これから受験を迎える後輩たちにアドバイスをお願いしますというので、合格体験記に『自分の目指す大学で何を勉強して、どう過ごしたいか、具体的に考えながら肩の力を抜いて勉強することが一番だと思います』と書いてくれました。この体験記の最後の一文に、飯島さんの思いが全部集約されているかな?」
飯島「そうですね」
小村「今日は本当にありがとうございました。そしておめでとうございました」
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