多磨高等予備校
小村洋の「2021 合格対談18」
東北大(経済)窪寺拓哉くん(三鷹第一小→桐朋中高)と代表・小村洋
偏差値50未満からのスタートで、毎日勉強し続けて、
東北大、上智、理科大、法政、青学と難関大に続々合格!
対談動画は、https://tama-yobi.comでご覧に!
小村「今日は2021年の春、東北大学経済学部に合格進学する窪寺拓哉くんにお越しいただきました。今日はありがとうございます。窪寺くんは三鷹にお住まいで、三鷹第一小学校、桐朋中学高校を経て、本校で一年浪人し東北大学に進学するわけですけれども、それ以外に、理科大、上智、法政、青学という難関大学にも合格しています。三鷹から通ってくる生徒さんは少ないので、最初は、〝本校をどうやって選んだのか〟そこから伺いたいと思います。窪寺くん、本校はどんなきっかけで知ったんでしょうか?」
窪寺「浪人するにあたって、ネットでいろいろと予備校を検索して、自習室が正月も含め1年中、毎日10時までやってる、そこに惹かれて『多磨ヨビ』を選びました」
小村「朝の9時から夜10時まで365日、本校の自習室は使えますんでね。それが予備校選択の大きな理由になったんですね」
窪寺「決めるのが遅かったので、体験授業も受けてなく、春期講習も受けてなく」
小村「いきなり、本校の通常授業を受けた? なるほどね。そんなところもちょっと異色な生徒さんなんですが。じゃ、とても成績が良かったのかというと、彼の手記を見る限り、こんなことを書いてくれています。『英語をはじめ数学理科も偏差値50未満で、全て苦手だった』。それがよく東北大学に合格し、上智も理科大も法政も青学も受かった、すごいなと思うんですけども。そこに至るようになった経緯は、みんな興味があると思うんです。それを『多磨ヨビ』に入学したあたりから話してもらえますか」
窪寺「入学して毎日勉強するようになったのが、大きなきっかけだったと思うんですけど。最初の方はオンラインで授業があって」
小村「そうですね、緊急事態宣言が春にあって、それを受けて『多磨ヨビ』も2ヶ月間オンライン一本だったからね」
窪寺「そこで1限から授業があったので、朝起きて、授業を夕方くらいまで受けて、そのままの流れで勉強を続けました。そこで成績が多少上がって。で夏に入って、成績が上がってきたので『やるぞ』っていう気持ちが出てきて、夏は自習室で、毎日夜10時とは言いませんけど、9時半くらいまでは頑張って。そこで、成績が一気に、夏明けの模試で上がってて。そこからキープしてって感じです」
小村「最初、ほぼ2ヶ月間はオンライン一本にせざるを得ませんでした、私たちも。そのあとは、体は『多磨ヨビ』にきました? オンラインで受講を継続することもできたんだけと。体はどちらで?」
窪寺「オンラインではなかったですね。こっちにきました」
小村「こっちにきた。その方がいいですよ」
窪寺「だらけそうな気がしたので。登校して授業を受けて、そのまま自習室に行くっていう形を継続させました」
小村「4月7日から6月8日までオンライン一本でやって、そこから登校したと。自宅でオンライン授業を受けることも本校のシステムではできたんですけど。その方がいいです。体を持ってきて力を入れて授業を聞いて、力をつけていったんだね」
窪寺「はい」
小村「で、話を伺っていると、夏あたりにも随分伸びたみたいですね」
窪寺「そうですね。夏前に模試の結果がちょこっと上がってきて、夏でガーッとやって、それなりには見ることのできる成績にはなってきたかなって感じでした」
小村「当初は50未満の偏差値でしたが、夏明けはどうなってましたか?」
窪寺「夏明けは、英語と物理化学が60強くらいで、数学が67とかでした、確か」
小村「おお、結構伸びたね。それが夏明けの模試。時間がもう少し冬に近づくとどう変化しましたか?」
窪寺「冬に近づくと、もう少し上がって、英語もさらに5くらい上がったのかな」
小村「おお、本当に尻上がりですね」
窪寺「そうですね。英語が本当に尻上がりな感じで最後まで伸び続けてくれました」
小村「最後の評価はどうでしたか? ABCDEとか」
窪寺「東北大は確かA」
小村「東北大はAになった! ほお。英語が全体を押し上げてくれたんですかね」
窪寺「そうですね」
小村「まあ、じゃあ、みんなも期待してたけどその通りになったんだ。大学入学共通テストはどうでしたか?」
窪寺「共通テストは物理化学がちょっと失敗したんですけど、国語と数学がまあまあ取れたので、8割強くらいでしたね」
小村「8割強。8割強取れたらいいですよね」
窪寺「そうですね、ボーダーくらいでしたけど」
小村「なるほど。では、まあまあ、東北大には出してもおかしくない成績を共通テストで出せたんですね」
窪寺「そうですね、足を引っ張らないくらいには取れました」
小村「それから私大受験、本番の国立の試験となるわけですけども、私大受験をちょっと思い出してくれますか」
窪寺「私大受験。まず、センター利用で東京理科大と法政大学に受かることができて。そこで精神的に安心して、上智とか青学とか受けに行きました」
小村「上智、青学は一般入試で受けたんですね」
窪寺「どちらも共通テストとの併用型で受けました」
小村「一般入試と共通テストの併用型で受けて、上智も青学も両方受かってますよね。わかりました。本命の東北大学、試験の手応えはどうでした」
窪寺「試験の手応えは、まあ、普通どおりかなって。大きなミスもしなかったので、そこは良かったなと思いました」
小村「行けたと思った?」
窪寺「どうですかね、本当に半々な感じでした」
小村「発表を知ったのは、3月の初旬でしたよね。9日かな。その瞬間はスマホで見た?」
窪寺「はい、スマホで見ました」
小村「みんな喜んでくれたでしょう。お家の人が」
窪寺「そうですね、はい」
小村「お父さんも喜んだでしょう」
窪寺「喜んでましたね。お金を出してもらってるので」
小村「これで1年間を時系列に聞いてきたわけだけども、そこに至る過程で、これは話しておきたいことということを、教えてください」
窪寺「まず、勉強を続けることが大事かなと思っていて。去年は、本当に勉強しない日が何日かあったりしたんですけど。本当にやる気がないときでも1日、3時間は最低やるようにしていましたし。無理矢理でも」
小村「一定時間の確保は必要ですね」
窪寺「それが良かったのかなと思いますね。あと、友人は一人でも二人でも作っておくと、詰まった時に話し相手になってくれたりするので、そういう面でも良かったかなと思います」
小村「その友人というのは、高校時代の友人ですか? 予備校の友人ですか?」
窪寺「予備校で1人できました」
小村「それは良かったね」
窪寺「高校時代の友人も、電話とか結構して、困ったときとか結構助けてもらいましたね」
小村「なるほど。友達の存在は大きかったね。他に何か?」
窪寺「そうですね。本当にやる気が出ないときとかは、気分転換に散歩に出たりするのもいいかなと思いますね。僕の場合は、散歩もそれなりに気分転換にしてましたので、必要かなと思います」
小村「必ず3時間は勉強するようにしたけれども、やっぱり気分転換も必要かなということですね。友達は自分の励みになったでしょう」
窪寺「助かりました」
小村「わかりました。他にありますか?」
窪寺「浪人で、ずっと家のこともあんまり手伝いもせずに、家族に迷惑かけたなと思うんですけど。あんまり、嫌なこと言わずにやらせてもらったので」
小村「お父さん、お母さんに」
窪寺「はい、感謝しています」
小村「本校の理念で『幸せ五則』って言いまして、あるんです。合格による生徒さんの幸せイコール親御さんの幸せ、イコール私たち教職員の幸せ。そして教職員の家族も、窪寺くんのような成果が出ると本校が社会的認知を受けますから、やっていかれるんですよ。ありがたいです。小さな幸せが社会の幸せというのが私たちの思いなんです。今日はその社会の幸せにつながっていくと思うんです。幸せな人って、他の人の幸せを願えるからね。不幸な人ってなかなか願えない。この笑顔と立派な成果を出してくれた窪寺くんに心から御礼を申し上げたいと思います。窪寺くん、今日はありがとうございました」
窪寺「ありがとうございました」
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