「デザインリノベーション／買取再生事業③」への取り組み　事例 多摩市落合5丁目「ホームタウン落合」

多摩ニュータウンを住まいから再活性化
役割を終えた住宅を、デザインリノベーションで次世代へ

自然豊かな多摩丘陵に開発された多摩ニュータウン。その素晴らしい住環境が、ウィズコロナの時代において再評価されています。豊かな自然に囲まれながらも、利便性の高い住環境。さらに都心部へのアクセスの良さから多摩ニュータウンへのUターン事例の増加など、全国的に稀有な存在として注目されています。

ただ、その一方で、 住民の高齢化が進んでいるという問題も抱えます。
相続や高齢者施設等への入居に伴い、居住者不在で空き家となる住宅も出てきているのが現状です。
多摩ニュータウンで実績40年を超える不動産のプロ『LIXIL不動産ショップ 中央企画』では、そのように一旦の役割を終えた住宅を、シニア高齢者世代から買い受け、現代のライフスタイルに適したデザインリノベーションを施工した上で販売。次世代へと橋渡しをすることで、「多摩ニュータウンを住まいから再活性化させる」というミッションに取り組んでいます。

分譲から半世紀近く経過している建物が多いものの、とりわけ団地と呼ばれる住宅は躯体がしっかりしています。内装のリノベーションをしっかりと行えば、新築同様でデザイン性の高い、オンリーワンのライフスタイルを手に入れることが可能です。
多摩丘陵の豊かな自然と、多摩ニュータウンのよく整備された美しい街並み。
この充実した住環境をより多くの方に感じてもらいたいとの思いで取り組んでいる「デザインリノベーション／買取再生事業」。豊富な物件の中からシリーズとして、今回は多摩市落合「ホームタウン落合」のリノベーションを紹介いたします。

🔳多摩市落合5丁目「ホームタウン落合」のリノベーション事例

物件概要
種別　居宅
構造　鉄筋コンクリート造2階建て
間取り　3LDK＋ユーティリティー
専有面積　 94.66㎡（壁芯）
築年　1984年

昭和59年に旧住宅都市整備公団より分譲された「ホームタウン落合」。
分譲当初からのご入居で、お住まいだった前所有者さまご家族は、お父さまが他界された後、お嬢さんのご家族がお母さまと同居する形で生活されていました。
しかし、この度、同じく多摩市内で二世帯住宅を新築されることに。
市内での住み替えが多いことが特徴の多摩市ですが、ご高齢のお母さまも新しいお住まいで気持ちのよい新生活を送られていることと思います。

築後37年を経て、一旦の役割を終えた住まいですが、建物は堅固な鉄筋コンクリート造で、耐震性も新耐震基準の建物のため問題なく、まだまだ十分に使用可能です。
室内は経年の汚れや傷みがありましたが、一級建築士事務所監修によるフルリノベーションでリフレッシュ。
（2022年3月末、フルリノベーション工事も完了しました）
新たな子育て世帯へ入居していただける空間に仕上がりました。

その後、本物件をご購入いただいたのは、小さなお子さまのいらっしゃるヤングファミリー。
LDKならびに各居室がゆったりとスペースを確保されていますので、小さなお子さまがいらっしゃるご購入者さまも、家族でゆっくり快適にと過ごしていただける空間ではないかと思います。

【リノベーション／こだわりのポイント】
こだわりのポイントはキッチン。
存在感のある天然の木製のフレームキッチンを採用しています。
もちろん性能面もよく考えられていて、使い勝手の良い4口コンロ、大きなステンレスシンクを備えたカウンターと、ビルトイン食洗機も備え付けられています。
お料理や洗い物をしながらダイニングを見渡せるので、ご友人を招いたホームパーティも楽しくなりそうですね。

また、カウンターから通り抜け可能な奥のスペースは、冷蔵庫置き場と食器棚スペースを備えたちょっとしたパントリーのつくりになっており。さらにそこから洗濯機を置ける家事室まで一直線の家事導線を備えています。

（『LIXIL不動産ショップ 中央企画』代表・田岡浩一郎氏）