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多摩市こども家庭センター「たまっこ」

多摩市 子育ての輪を広げる Vol.2

地域の強みを、つながる力に。
―地域子育て支援拠点ネットワーク会議〈多摩センターエリア〉―

「離乳食、これでいいのかな」
「仕事と育児、両立できるかな」
「急な発熱、どうしよう」
子育ては、初めての経験の連続。わからないことや不安があって当たり前。誰もが迷いながら、子どもを育てています。そんな毎日の中で、小さな幸せを感じられる心の余白と安心を、どう育んでいけるでしょうか。

多摩市には、妊娠中から相談できる「ゆりかご面接」、子育て家庭と支援施設をつなげる「My拠点制度」などがあります。しかし、市が実施する「妊娠8ヶ月アンケート」の返信率は約4割にとどまり、育児相談の利用状況にも地域差が見られます。数字だけで孤立や支援不足は判断できませんが、必要な人に支援が届いているのか、問いが生まれます。

相談先を知らない人や、もっと気軽に話せる場所を求める人もいるかもしれません。転入して間もない家庭には、地域の人や施設と出会う機会が少ないことも考えられます。支援する側も、情報の届け方や利用しやすさを模索しています。困っているという声を待つのではなく、地域の側からつながるきっかけをつくること。日常の声かけや情報発信を通じて、安心して頼り合える関係を育む。そんなつながりが、子育ての日々を支える力になります。

2026年10月1日(木)に多摩市こども家庭センター「たまっこ」で開催された、令和8年度第2回多摩センター地域ネットワーク会議。保育園、医療・福祉、子育て支援施設、行政の関係者が集まり、「地域の強みを生かして、いかに人をつなぐか」をテーマに具体策を考えました。会議終盤、こども家庭センターの職員から、自身の子育て経験が語られる場面も。東日本大震災の際、乳児を連れていたところ、見知らぬ人から水のある場所を教えてもらい、近所の人から水を分けてもらったと言います。保育園の先生や地域の人たちにも支えられた経験を振り返り、人と人とのつながりを大切にしたいと語りました。

会議に集まったのは、日頃からお父さん、お母さんの不安や悩みに寄り添ってきた人たち。支援の専門家でありながら、その一人ひとりも、悩み、迷い、誰かに支えられながら生きてきた一人の人間です。

話し合いでは、すぐに答えが出ず、言葉に詰まる場面もありました。それでも、異なる立場の人たちが専門性を生かして対話を重ねるうちに、少しずつ光が見えてきました。

地域の施設や人材を生かした「離乳食カフェ」や「お父さん交流会」などのアイデアも生まれました。今後、その実現を模索しながら、地域にどんな輪が広がっていくのか、期待が膨らみます。
子育てをする人も、支える人も、みんな地域の仲間。喜びも悩みも分かち合えるまちへ。一歩ずつ、進んでいます。

スポット名

多摩市こども家庭センター「たまっこ」
(運営「社会福祉法人こばと会」)

住所

多摩市豊ヶ丘1-21-3(GoogleMapで開く)(「多摩センター駅」徒歩10分)

問い合わせ

042-400-1005

時間

9:00~18:00

休み

(日)、(祝)、年末年始

URL

多摩市こども家庭センターたまっこ https://tamakko.jp/
社会福祉法人こばと会 https://www.kobatokai.com/

備考

*時間・定休日が掲載内容と異なる場合がございます。ご利用の際は事前に店舗にご確認ください。

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