
“地域のかかりつけ医”として
2001年の開業以来、“地域のかかりつけ医”として患者さんの側に立つ医療に徹しています。病気の原因を早期発見し、慢性化しないよう早期治療を開始することが、最も重要と捉えています。 クリニックのある堀之内エリアは、開発著しい新興住宅地のため、小さなお子さんのいる家庭が多く、小児科のニーズが高いため、インフルエンザの予防接種率も毎年約2,000件に及んでいます。 患者さんの中には、予防医学に対する意識が高い人たちも多く、信頼されるクリニックであり続けられるよう、薬の出し方や治療法新の説明などにも注意を払っています。
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5歳から11歳の小児を対象とした新型コロナワクチン接種が始まりました。ファイザー社製ワクチンを用い、通常量の1/3を3週間で2回筋肉注射します。1/3量でも体格差に関係なく十分な中和抗体価の上昇と、90%以上の発症予防効果を認めましたが、データはオミクロン株の流行以前のものでオミクロン株に...

厚生労働省や国立感染症研究所の発表では、1月末の時点で全国のコロナ感染の約99%がオミクロン株によるものと考えられます。潜伏期間は1~8日間(平均3日)。症状は多い順に発熱、咳嗽、倦怠感、咽頭痛、鼻汁鼻閉、頭痛、関節痛など上気道症状が主で、10% 前後に胃腸症状があり、味覚嗅覚障害はほとん...

2年に及ぶコロナ禍の間にワクチンが開発され、治療薬も点滴静注用に3種類が実用化されました。静注用治療薬のうち抗ウイルス剤は中等症I 以上、中和抗体薬は重症化リスク因子のある軽症~中等症I の人が対象で、いくつかの制約から一般の診療所では扱うことができません。そんな中、経口治療薬が去年12月...

すでに報道されていますが、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が確認され、世界中に懸念が広がっています。危険性のある変異株は、アルファ株からデルタ株まで4種類が知られていますが、オミクロン株はどれとも似ておらず、全部で50ヶ所という激しい変異を認め、うち30ヶ所以上...

八王子市の発表によると、10/25迄に12歳以上の78.4%の方が2回接種を終了しています。年代別では65歳以上が88.1%で最も高く、最も低いのは20代の64.4%でした。20歳未満では16歳~19歳が79.1%、12歳~15歳が49.3%となっています。日本は世界でもトップレベルの接種...

昨シーズンはインフルエンザの流行はほとんど見られませんでした。うがい、手洗い、マスク着用、3密や移動を避けるといった「コロナ感染対策」がインフルエンザ予防にも非常に有効だったと考えられます。日本での流行の目安として、流行が半年先行するオーストラリアの感染状況がありますが、8月以降大きな流行...

コロナウイルスの伝播様式は人から人への飛沫感染と接触感染ですが、一部空気感染を示唆する報告もあります。潜伏期間は1~14日間で暴露から5日間程度で発症することが多く、発症前から発症後間もない時期の感染性が高いとされています。患者さんの多くは発症後約1週間で症状は軽快しますが、病原体の遺伝子...

小児の間でRSウイルスによる呼吸器感染症が流行しています。本来の流行は冬で潜伏期間4~6日を経て発熱や鼻汁等の上気道症状が出現し、そのうち20~30%に気管支炎や肺炎等の下気道症状が出現します。2歳迄に約100%が初感染し、終生免疫ができないため再感染もよくあります。38~39℃の発熱を伴...

コロナ禍による自粛生活が長引く中、筋力低下による熱中症のリスクが高まっているといわれています。
筋肉組織はその76%が水分で、全身の水分の約40%を貯蔵しています。
筋肉量が減ると、①脱水状態になったときに筋肉細胞から血管への水分を補給できなくなり、②筋肉による抹消循環機能が低下するの...

コロナワクチンによる副反応が話題になっています。
当クリニックでは、私やスタッフ達は5月下旬に2回目の接種を終え、幸い一人だけ微熱が出た程度でした。ただし、ファイザー社製のワクチンによる副反応は、2回目の接種後に高頻度に出現し、頭痛、全身倦怠感、発熱は50代以下、特に20~30代では症状...

5月某日1回目のワクチン接種を済ませました。筋肉注射でしたが拍子抜けするほど疼痛はなく、翌朝から接種部位の鈍痛が終日続きましたが発熱や頭痛もなく、次の日にはほぼ消失しました。
ファイザー社製ワクチンでは注射部位の疼痛、頭痛、倦怠感、発熱等の副反応が報告されていますが、いずれも数日以内に回...

緊急事態宣言は解除されましたが、東京を含めた各地でコロナウイルス感染者数や変異株の占める割合が増加しており、油断できない状態が続いています。八王子市では今月からワクチン接種が始まりますがワクチンの絶対数が不足しており、スケジュールは当初の予定よりずれ込む見通しです。進学や就職の時期になりま...

いよいよ新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。3/5現在、2種類のワクチンが実用化されています。
①mRNAワクチン(ファイザー、モデルナ):COVID19ウイルスの抗原タンパク質のmRNAを筋肉内に注入し合成された抗原タンパク質に対して免疫応答を誘導します。ウイルスそのものを...

今年のスギとヒノキの花粉飛散量は例年より少ない(例年比60%)ものの去年よりかなり多い(去年比180%)と予測されています(日本気象協会)。
花粉症による鼻炎症状は水様鼻汁、鼻閉、鼻出血が代表的ですが、花粉症の季節が過ぎても、鼻閉・嗅覚障害や後鼻漏が続いたり、滲出性中耳炎を発症する場合は...

新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いします。
さて、年末年始も新型コロナ感染の影響が続きいつもとは様変わりしてしまいましたが、現在わかっている感染様式は人によって運ばれていくのが基本のため、人の移動が多いほど・密集するほど感染拡大の可能性が高くなります。厄介なことにインフルエンザ等...

今年は感染症予防が例年になく徹底されているため、咽頭結膜熱やへルパンギーナ、手足口病などの夏風邪はほとんど流行しませんでした。インフルエンザの季節に入りましたが、東京都の統計では10月以降、1週間毎に1~4人程度の発症報告に留まり、過去5年間で最低の報告数となっています。3密を避け、マスク...

10月1日からワクチンの接種間隔の規定が変更になり、これまで異なるワクチンを接種する場合は一定の間隔をあける必要がありましたが、注射生ワクチン同士を接種する場合を除き日数制限がなくなりました。ただし、前のワクチンによる発熱や接種部位の腫脹、体調の変化がないことが条件で、同じワクチンの複数回...

10月からインフルエンザの予防接種が始まりました。現在も収束しない新型コロナウイルスの感染が冬に拡大する可能性もあり、医療機関によってはインフルエンザの迅速診断を実施しないかもしれないので、ぜひ予防接種してください。新型コロナとA型インフルエンザは臨床症状がよく似ており、ほとんど区別できま...

最近「エアロゾル感染」という言葉を耳にします。エアロゾルは、日本エアロゾル学会によると「気体中に浮遊する0.001・100μm程度の微小な気体または個体」を指し、医学的には飛沫から水分が蒸発し直径5μm以下になった粒子(飛沫核)をいいます。これが問題なのは、長時間空気中に漂い部屋中に広がっ...

長かった梅雨が明け、本格的な夏ですね。厚生労働省ではコロナ感染拡大の中、①身体的距離の確保②マスク着用③手洗いや3密を避ける、という「新しい生活様式」における熱中症対策をまとめています。それによるとマスク着用時は、心拍数、呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度の上昇など、身体に負担がかかるた...

東京都のコロナ感染が拡大傾向です。COVID-19について復習すると
①感染経路は飛沫感染と接触感染が主体
②潜伏期間は1~14日間で曝露後5日間程度で発症することが多い
③発症2日前から発症後7~10日程度は他人に感染しやすく発症後3~4週間は体内で生きている
④初期症状は感冒症...

緊急事態宣言は解除されましたが、まだ油断禁物の状態が続いています。一方、運動不足から来る体調不良や生活習慣病の悪化などのマイナス面も目立つようになってきました。特にご高齢の方や小児では日照不足により体内のビタミンDが不足し、骨の成長や骨粗鬆症への悪影響が懸念されます。ビタミンDは、食物から...

八王子市内のコロナウイルス感染者数は4/27現在40人となりました。地方自治体によっては独自にPCRの検査体制を整えてきていますが、八王子もゴールデンウィーク以降検査の拡充と軽症者の受け入れ施設確保に動き出しています。検査の決め手のPCRですが、ウイルスの遺伝子を増幅して検出する方法で、あ...

連日報道されている通り、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、幅広い年齢層で感染が確認されています。八王子市でも8人の感染者が確認されましたが(4/6現在)、潜在的にはより多くの感染者がいる可能性があり、厳重な注意が必要です。感染経路は、主に飛沫、接触感染と考えられ、感染力が非常に強く容...

2019年12月に中国湖北省で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、3月上旬現在も国内で感染が拡大しています。このウイルスが報告される以前、人に感染するコロナウイルスは6種類知られており、うち2種類は呼吸器症状が重症化します(SARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中...

気温の変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管が傷害されることを「ヒートショック」といいます。日本では、トイレと浴室が家の北側にあることが多く、暖かい居間から寒いトイレや浴室に移動すると血管が収縮して血圧が上昇し、お湯につかると血管が広がって急に血圧が低下します。これを繰り返すと心筋梗塞...
院名 | おがわクリニック |
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住所 | |
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受付 | 8:45~11:45・14:45~18:00 |
定休日 | 木曜、土曜、日曜午後、第2・4・5日曜、祝日 |