お口の健康を意識しましょう
今年も健康で快活な1年にするために、栄養の入り口である「お口の健康」を意識しましょう。歯は食事のたびに酸性に傾いて虫歯になりやすい状態になりますが、唾液の作用で中性に戻り、初期虫歯も修復されていきます。しかし、間食をすると常に虫歯になりやすい状態にさらされます。年末年始は特に間食や虫歯の餌となる糖分摂取が多くなりますので、気をつけましょう。お口の健康のもう一つの大敵が歯周病です。これは、歯茎の腫れや出血から悪化すると歯周ポケットが深くなり、やがて歯を支える骨が溶けて歯が抜ける怖い病気です。大人が歯を失う原因の1位で、40代から急にリスクが高まります。歯周病対策の一番は口内の清潔です。口腔ケアは、インフルエンザや肺炎、心筋梗塞、糖尿病など全身の健康管理にも大きく寄与しますので、初期の腫れや出血を軽視せず、歯科検診を受けましょう。