虫歯は歯を失う原因
現在、8020運動を厚生労働省が推進していますが、成人が歯を失う原因は虫歯、歯周病、そして力の負担です。虫歯、歯周病の予防には、子どもも大人も歯磨きが一番です。歯の周りの汚れは歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ（三種の神器？）で落としますが、忘れてはいけないのは舌の表面です。ところで、子どもの歯は溝が深く、菌の栄養となる汚れがたまりやすくなっています。小さい子どもはお父さん・お母さんが手伝い、しっかり仕上げ磨きを行ってください。その際にフロスは欠かさずにしましょう。子どもの虫歯の多くは歯と歯の間にできやすいのです。また、しっかり歯磨きをしていても取りきれない汚れが歯石として歯の根元などに残ってしまいます。歯石は普通の歯磨きでは落としきれないので、定期的に専門機関で歯石除去やクリーニングを行い、口の中が健康な状態を維持してください。
