紙上 Placemaking
「私たちのまちで野鳥を見つけよう!」
/野鳥写真に魅了されている|大塚 豊さん・秋吉 里奈さん・森山幸治さん

シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ウグイス、フクロウ、キツツキ、カルガモetc.
あなたも〝野鳥に出会う〟楽しさを!
「野鳥に出会ってみたい‥」
でも、「どうしたら野鳥を見つけられるの?」「どんな楽しみ方があるの?」
野鳥に魅了され、多摩地域を中心に写真を撮り続けている森山幸治さん・大塚豊さん・秋吉里奈さんに聞いてみました。
私たちが暮らす多摩地域にはさまざまな野鳥がいます。
例えば、水辺ではカワセミ。河川や市内の公園の池などにもその姿が見られます。光の加減で微妙に変化する、鮮やかな青色が美しく、動きも素早いのが特徴。
カワセミにこだわって写真を撮り続ける人も多く、今回お話を伺った森山さんもその一人。
「小さな体なのにダイナミックな動き、鮮やかな青色がなんとも綺麗!」と森山さん。
また、季節により移動する渡り鳥を見つけるのも野鳥観察の魅力の一つ。
「〝昨年見た鳥が、今年もまた戻ってきた〟というのは本当に嬉しい」とは大塚さん。
時には、普段見られない鳥を発見したりとか、野鳥撮影にはさまざまな驚きと喜びがあると言います。
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ウグイス、フクロウ、キツツキ(コゲラ)、カルガモなどなど
野鳥観察地としては多摩川や都立桜ヶ丘公園、長池公園が有名ですが、身近な小さな公園や住宅地にも鳥は来ています。
撮影を始めてまだ1年という秋吉さん。
「身近にいる鳥といえばハト、カラス、スズメくらいだと以前は思っていましたが、意識することで気付かなかった鳥の存在に気づくようになりました。誰でもちょっと〝意識する〟だけで、たくさんの鳥に気づくことができますよ。
写真を撮っていると、鳥の生活が見えてきますね。その姿に一生懸命な健気さや逞しさを感じてしまいます」と語ります。
「野鳥に出会いたい」と思えど、すぐに野鳥を探すのはなかなか難しいのでは?
「まずは耳でも目でも、鳥の存在を意識する。耳を澄ませて野鳥の鳴き声を聞き、その声を頼りにその姿を探してみる。実際に自分の目で見つけることが大事だということです。
探している時に小さな図鑑や双眼鏡を携帯するのもオススメです。後でインターネットで検索するのもよいかと」と。
何度も回るうちに、だんだんと鳥が見つけられるようになっていく。それが楽しいと言います。
注意したいのはむやみに餌をばらまいたりして、自然の生態系を崩さないこと。
さらに、散策路を三脚で塞ぐなどのマナー違反をしないこともです。
「鳥にも近づき過ぎず、いつも〝ゴメンね〟と思いながら遠くからこっそり撮っています」とみなさん。
野鳥観察や野鳥撮影も人それぞれ。大好きな鳥に会うために遠征する、身近な地域で野鳥を眺めながらのんびりなど。
鳥を慈しみながら、楽しみたいですね。
プロフィール
多摩地域を中心に野鳥写真を撮っている(右から)大塚豊さん、森山幸治さん、秋吉里奈さん。
撮影スポットはそれぞれですが、時には情報交換も。
『コーヒーショップ白樺』で写真展開催!
(2025年・6/10~22大塚さん、6/24~7/6森山さん・秋吉さん)。
写真展で野鳥の魅力を感じてみてはいかがでしょう。
『コーヒーショップ白樺』多摩市貝取1-50-15(GoogleMapで開く)
https://shirakaba-cafe.com/
プレイスメイキング とは
そこに行ったら人と出会えて、つながって、ワクワクドキドキ楽しい時間が過ごせて、笑顔が広がって、まちが盛り上がる何かを作り出せる。そんな空間を、私たちが普段暮らすまちの中に作る取り組みが「プレイスメイキング」。
紙上プレイスメイキング とは
『もしもし』紙上が、そんな「プレイスメイキング 」の場になりたい。『もしもし』に触れることで、新しい人とつながったり、ドキドキワクワクの思いが広がったり、新しい発見があったり、このまちで暮らしていることを嬉しく思ったり、安心したり、心が豊かになったり。そして人に優しくしたいなと思えてきたり。そんな『もしもし』を皆さんに届けたい、一緒にこのまちを楽しい場所にしていくきっかけになれたら。そんな思いを込めました。
#プレイスメイキング #placemaking #野鳥 #野鳥写真 #バードウォッチング #多摩市 #桜ヶ丘公園 #長池公園 #多摩川 #写真 #写真展