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漢方コラム(156)血流が悪い症状

東洋医学では、血流が悪い症状を「瘀血」と言います。
では、具体的にどのような症状が瘀血に該当するのでしょうか?

いくつか紹介します。
①固定痛:肩こりや腰痛など一ヶ所に固定された痛み。
②硬化・硬結:動脈硬化、線維化など、固くなる症状。子宮筋腫なども瘀血の部類に入ります。
③黒ずむ:色素沈着、舌が紫色、暗色の経血など。
④出血:ぶつけたアザ、紫斑、不正出血、ケガや骨折、手術痕が治りにくいなど。
⑤うっ血:血管拡張、静脈瘤、クモ状血管など。

瘀血は将来の老化現象をより進行させ、高血圧や脳梗塞など循環器系の病気の原因にもなりやすいです。
瘀血体質をできるだけ防ぐには、運動習慣と砂糖や炭水化物の過剰摂取を控え、糖化を防ぐことなども重要です。
血流を良くする漢方薬も症状改善に役立ちますので、気になる症状がある方はご相談ください。

こだま堂漢方薬局
薬剤師:長峯 輝明

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