TamaHito 30
新倉 将也さん
多摩青年会議所理事長として まちに笑顔をもたらす活動を
多摩青年会議所に参加し広がった自分の世界
20歳から40歳までの青年経済人が集まり、社会貢献活動を展開するのが「青年会議所」で、日本全国に700弱あるといわれています。そして、多摩市の「多摩青年会議所」で、今年の理事長を務めるのが新倉さんです。
新倉さんは、多摩市で生まれ、多摩市で育った、生粋の多摩市っ子。家業を継ぐために学校で電気工事を学び、卒業後は他所で修業。そして、22歳でお父様が経営する会社に入りました。
「生まれ育ったまちだから、地域のために何かできたらいいなと思ってはいたものの、仕事柄、土日が参加できなくて。そんな時に、異業種交流会に誘っていただいて参加したら、『青年会議所、やってみないか?』と声をかけていただいたんです。で、『やってみようかな』と気軽な気持ちで始めました」
断らない性格が功を奏して、2年目から役員に。さまざまなメンバー、他の場所の青年会議所との交流も重ねて、「それぞれの目指すところが違う。その中で、僕は何を目指すべきなのかを考えることができました」と話します。
「『青年会議所』の活動を通して、自分の世界とは違う世界を見ることができるんです。しかも、メンバー皆がフラットな立場で垣根なく交流ができるのが魅力ですね。人脈も広がりました」
まちが元気になるために皆で一丸となって
そんな新倉さんが理事長として掲げる今年の活動の柱は3つ。まずは「次世代教育の必要性を知ってもらうこと」。
「小学校で必修化されたプログラミング授業がスムーズに進むように、教育委員会と連携して、次世代を担う子どもたちがスムーズに学べるような知識や手法を提供したいと考えています」
2つ目が、「ふるさと子ども委員会」の設置。
「コロナでできないことが多い今だからこそ、子どもと一緒に笑顔を創出できるイベントをサポートし、子どもとの絆、地域の皆との絆を深めていくために何でもやっていきます」
そして3つ目は、「デジタル推進委員会」の設置です。
「デジタル技術の活用推進で、コミュニケーション面や医療面、インフラ面でもできることが増えてくると思うんです。年代性別問わず、皆が使えるようにサポートしてまいります」
「現在メンバーは11人。皆、一丸となって、多摩市の魅力を発信したり、まちの元気をサポートしたり、今の状況に合うものをどんどん実行していきたいですね」
プロフィール
1983年多摩市生まれ、多摩市在住。今年創業45周年を迎えた『新倉電器』の代表を、父の後を継ぎ務める。異業種交流会への参加がきっかけで「多摩青年会議所」のメンバーに。以来、さまざまな活動に積極的に参加。2021年1月1日付けで理事長の任に就く。多摩青年会議所への入会等、詳細は、ホームページから! https://www.sites.google.com/site/tamajchp/home