もしもし編集部コラム
「〝ポイ活〟好き主婦が自転車を買った話」
編集：北村

『もしもし』スタッフが書きたいことを書いていくこのコーナー。第4回目は、編集の北村です。

私は〝ポイ活〟が大好きです。
〝ポイ活〟とは「貯めたポイントを活用すること」の略称で、各種カードの利用で貯まるポイントで家計管理を行うというもの。私は某通販サイトを主軸に買い物し、実店舗ではそれに繋がるクレジットカードや二次元コードで決済を行うことを徹底しています。たまに現金払いでアタフタする私ですが、同じような経験をする方も近頃は少なくないのでは。

そんな私が最近購入したのが電動アシスト自転車。保育園児2人を子育て中で、車体の前後にはチャイルドシートが必須。金額は15～20万円が相場？　主婦には簡単に手が出せない価格で、〝ポイ活〟好きの私は、通販サイトのセール時期を狙って、ポイントをガッポリ貯めよう！　という買い物プランを組み立てました。しかし、金額も金額。失敗はしたくない。自転車を実際に見て、乗って、比較したい。

そこで、私は近所の自転車屋さんK店に行って試乗を、と思いました。お察しの通り、試乗だけして購入はいつもの通販サイトで、という魂胆であります（K店さんすみません…）。ところが、いざK店に行くと店主が、パワーがあるタイプ、初動がゆっくりのタイプ、手元の電子文字盤の比較、子どもの年齢に合った車体の紹介…と、その豊富な知識と、ネットにはない情報を紹介。さらに、チャイルドシートも完璧に設置をしてくれる。さらにさらに！　K店で購入した自転車は、タイヤの空気入れや小さな故障等のメンテナンスは、無料ですって～！？　これはお得なのでは？　金額だけをみたら、ネットの方が安いけれど、チャイルドシートの設置や後々のメンテナンスを考えると、ネットよりお得な気がする！　買います。ここで買います!!　今まで「ポイント命！　ポイ活万歳！」だった私が、まちの自転車屋さんでの購入を決めました。しっかり現金15万円を支払って。

後日、息子に鍵を壊され、早々に無料メンテナンスの恩恵を受けたのでありました。