残存歯数は健康のバロメーター
「歯の少ない高齢者は引きこもり率が2倍」との東北大等の研究チームによる報告のとおり、歯が少なくかつ入れ歯を使わない高齢者ほど引きこもりのリスクが高いといわれます。この調査では65歳以上で歯が19本以下の人は週1回も外出しない引きこもり率が高く、19本以下でも入れ歯等を上手に活用している人は引きこもりが減少しているそうです。歯がある、かみ合わせが良いことは健康の大切な条件です。仲間と一緒の食事やしっかり発語してコミュニケーションをとれることは、活動的な生活に不可欠です。顎の関節の動きが脳を刺激して血流を促すことが、認知症の予防に効果的だからです。残存歯数は健康のバロメーター。自宅での日頃のケア、歯科医院での定期的な検診・クリーニングを心がけましょう。当院は予防専用ルーム完備で、治療後、ゆったりとクリーニングを受けていただけます。
永山センター歯科
院長:長井 哲弥